ランド・ノリスが実物大の「レゴ®テクニック™ McLaren P1™」でシルバーストン・サーキットを走る
レゴグループとマクラーレン・オートモーティブは、レゴ®テクニック史上最も困難なチャレンジに挑み、レゴ®テクニックのパーツを使用して、実際に操縦可能な唯一無二のMcLaren P1 ™を作り上げた。それだけでなく、マクラーレンのF1™ドライバーであるランド・ノリスがこの究極のチャレンジに参加し、1:1スケールのレゴ®テクニックMcLaren P1で、イギリスの名高いサーキット、シルバーストンの1周走破に挑んだ。 【画像】ランド・ノリスがシルバーストンで駆った1:1スケールのレゴ®テクニックMcLaren P1(写真7点) McLaren P1 ™の実物大モデルは、レゴ®ブロックレゴ®テクニックのパーツ34万2,817個から作られており、重量は約1,220kgにおよぶ。製作には驚くべきエンジニアリングが駆使されており、レゴグループが製作した実物大モデルとしては初めて、実際にステアリングで操縦してサーキットの難しいコーナーを曲がることが可能となった。また、レゴ®テクニック・ファンクションのバッテリーで構成された電気モーターと、電気自動車用バッテリーを搭載し、これまでのどのレゴ®ブロックで製作された実物大モデルより長い距離を走行することができる。 この実物大モデルに命を吹き込むため、レゴグループとマクラーレン・オートモーティブから、デザイン、エンジニアリング、製作のスペシャリストが23人参加した。開発・組立には8,344時間を要し、使用したレゴ®テクニックのパーツは393種類にもなる。 組立が完了し、あとは究極のチャレンジに挑むだけになると、マクラーレン・スーパーカーの実物大モデルだけに、ステアリングを握る大役を任せられるのは、マクラーレンのF1 ™ドライバー、ランド・ノリス以外にはいなかったという。彼にとっては難しい仕事ではなかったようで、曲がりくねった全長5.891km(3.66マイル)のコースを駆け抜け、シルバーストン・サーキットを1周することに無事成功。チャレンジの重大性を考えれば、シルバーストンはまさにうってつけの舞台だった。マクラーレンが数々の歴史を刻んできたイギリスのレースの聖地だからだ。 マクラーレン・オートモーティブ、テスト・開発ディレクター、ベン・ガリヴァーのコメント 「マクラーレンでP1の開発プログラムに関わっただけに、レゴ®テクニックのチームが実物大モデルでMcLaren P1 ™のこれほど多くの要素を非常にリアルに再現したのを目にして、信じられない気持ちです。P1は時代を象徴するモデルでした。このレゴグループとのコラボレーションが、次世代のデザイナーやエンジニアに刺激を与え、自動車のイノベーションの限界を押し広げるインスピレーションになることを願っています」 レゴグループ、シニア・プロジェクトマネージャー・オブ・インスタレーションズ、ルーカス・ホラークのコメント 「このプロジェクトは、レゴグループとマクラーレンによる数々のコラボレーションの最新作です。マクラーレンのエンジニアとレゴグループの製作チームが、構想から最終組立まで、すべてにおいて力を合わせました」 「自動車とエンジニアリングに関するマクラーレンのノウハウは、McLaren P1 ™を可能な限り忠実に再現したモデルを製作する上で、はかりしれない助けとなり、夢を現実にすることができました」 1:8スケールの「レゴ®テクニックMcLarenP1 ™」セットは、www.LEGO.com/McLarenおよび全国のレゴストアで販売中だ。
Octane Japan 編集部