『虎に翼』母となった“香子”の揺るぎない覚悟 “新潟編”では岡田将生がキーパーソンに?
『虎に翼』“新潟編”には高橋克実ら新キャストが登場
1952年、春。寅子が優未とともに新潟で新生活を始める時がきた。花江(森田望智)、直明(三山凌輝)、直治(楠楓馬)、直人(琉人)に見送られ、寅子は優未と手を繋ぎ、桜が満開の新潟県三条市に到着。向き合って夕飯を食べる寅子と優未だが、優未の被ったスンッの仮面はなかなか取れない。寅子と目を合わさず、黙々と箸を動かす優未。竹中(高橋努)が撮影した、“うさんくさい”猪爪家の家族写真が戒めのように飾られている。 新潟で一から自分を見つめ直し、土台を築くことを誓う寅子。第16週からは舞台を移しての「新潟編」がスタートし、弁護士の杉田太郎(高橋克実)など新キャストが続々と登場する(高橋克実は三条市出身)。さらに予告でも映し出されている通りに、赴任先で再会することになるのが星航一(岡田将生)だ。盛大なネタバレのため詳細は伏せるが、『あさイチ』(NHK総合)の“朝ドラ受け”では、ネットニュースで先の展開を見る派の博多大吉が、史実通りにいけば星がこの先の大事なキーパーソンになることに言及しており、すでに公式サイトでも出演者紹介にて、星が寅子の次のポジションへと格上げになっている。優未との間にできた大きな溝、自身の土台形成、そこに関わってくるのが星ということなのだろうか。
渡辺彰浩