悪童バロテッリの運命は31日までに決まる?メキシコリーグの強豪が獲得との噂も
FWマリオ・バロテッリの運命は12月31日までに決定されるようだ。28日、イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えた。 元イタリア代表のバロテッリは、2019-20シーズンにブレーシャでプレーしたことを最後にセリエAから遠ざかっていたが、11月にジェノアへ移籍。1701日ぶりとなる念願のセリエA再挑戦となっていた。 当初はリーグで苦戦を強いられているジェノアを助ける劇薬として期待されていたが、加入後の出場時間は56分間に留まっており、チームも第17節を終えた時点で勝点16の13位と、降格圏まではわずか2ポイント差の状況だ。 ジェノアのパトリック・ヴィエラ監督は「この1週間、彼(バロテッリ)はインフルエンザにかかっていた」とコンディション不良を説明。逆境に立たされているイタリアの悪童とクラブは、12月31日までに双方が自由に契約を中断することを選択できるため、今後数時間以内にバロテッリの将来が決定されるようだ。 なお、ジェノアはいまのところバロテッリとシーズン終了まで契約を継続するつもりでいるようだが、選手側のスタンスは不明。リーガMX(メキシコリーグ1部)のクルス・アスルが200万ドル(約3億1000万円)で獲得を検討しているという噂もあり、今後の動向に注目が集まる。