店員とのコミュニケーションも魅力、梅田ど真ん中の「アウトドアフェスタ」でワークショップ三昧
大阪駅北側の「グランフロント大阪 うめきた広場」(大阪市北区)で、9月21・22日の2日間にわたり『アウトドアフェスタ 2024』が開催された。 【写真】CHUMSの輪投げ、決定的瞬間!? 「グランフロント大阪」内のアウトドア・スポーツメーカーのブースが軒を連ねるこのイベント。各ショップの趣向を凝らしたワークショップやアクティビティもさることながら、家族連れなど来場者がショップスタッフとのコミュニケーションを楽しみ盛り上がる姿が印象的な2日間だった。 アウトドアブランドの「CHUMS」は3本の輪投げでビンゴを達成すると、豪華景品が当たるゲームを用意。朝から多くの来場者が挑むも、初日午前中は達成者は現れず・・・。取材中、親子3人で来場したファミリーがあと一本でビンゴという状況に遭遇した。 スタッフや周囲が真剣に見守るなか、最後に投げた輪も見事にブービーのくちばしにかかり成功。「CHUMS」の折り畳みチェア(1万円相当)をゲットしたお父さんからガッツポーズが飛び出し、まわりのみんなも大興奮だった。 そして「THE NORTH FACE」の、ウェア生地の残布を使用したかわいいオリジナルチャームづくりには家族連れなどが多数参加。一見簡単そうに見えて、実はミシンや手縫いの裁縫の要素やロープワーク、ハンマー使いなど、かなりの工程を踏んで丁寧に作っていく。 普段店舗で働いているスタッフたちのレクチャーで制作を進めていくため、コミュニケーションをとれる時間も長い。お父さんが「THE NORTH FACE」のファンだという家族がチャームを作り終わるころには、スタッフからお子さんに「将来うちのお店に働きにおいで!」といった話も飛び出すほど、すっかり仲良しに。 そして、スイスでロープメーカーとして誕生し、アウトドアギアやアパレルを販売する「MAMMUT」のコーナーには常に長蛇の列が。店舗で実際に商品として販売しているクライミング ロープを使ったオリジナルキーホルダー作りは、アウトドアならではの無骨な感じが人気の秘訣だろうか。 ワークショップの準備を待っている間にも、スタッフにブランドや取り扱い商品の特徴を聞いたり、アウトドアジャケットのお手入れ方法の質問に答えてもらったり、会話がはずんでいる様子。 「MAMMUT」のスタッフは「今日ワークショップに参加してMAMMUTをはじめて知ったという来場者もいる。これをきっかけに実際にお店に足を運んでもらえたらうれしい」と話していた。