「偽物だという認識なし」”トクリュウ”偽ロレックス詐欺の42歳実行役、起訴内容を一部否認【高知地裁】
高知さんさんテレビ
偽のロレックスを使った匿名・流動型犯罪グループ通称「トクリュウ」による詐欺事件で12月3日、詐欺グループの男らの初公判が開かれました。 詐欺の罪に問われているのは高知市で飲食店を経営する実行役の男(42)です。男は2024年8月愛媛県宇和島市のリサイクルショップに偽のロレックスを持ち込み現金388万円をだまし取った罪に問われています。 男は「偽物だという認識はありませんでした」と一部起訴内容を否認しました。 検察は男が知人から犯行を持ちかけられ、その知人から店にはスーツで行くことや、店側に「預かる」と言われたら買い取りを断るように指示されたと指摘。 また、3日は指示役とされる高知市神田に住む無職の24歳の男の初公判も行われました。 男(24)は2024年7月と8月、高知市と広島市のブランド品買い取り店に偽造ロレックスを持ち込み合わせて現金837万円をだまし取った詐欺の罪などに問われています。 検察はオンラインゲームのアカウントが利用停止になったことからクレジットカードの不正利用に興味を持った被告がネットで検索し、トクリュウグループに加わったと指摘。 そのグループで知り合った男から犯行を持ちかけられ、友人に偽造ロレックスを持ち込む店舗を指示していたと述べました。3日の初公判で男は起訴内容を認めました。 次の裁判は2025年2月20日に開かれます。
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