【バスケ】「隆一さんに頼り過ぎていた」琉球ゴールデンキングス・牧隼利の覚悟が生んだ“キャリアハイ”の22得点
最短で20日に地区優勝決定「沖縄アリーナでCSを」
レギュラーシーズン残り6試合という最終盤でCS進出を決めた琉球だが、今シーズンの歩みは決して平坦ではなかった。以下は桶谷HCのコメントだ。 「自分たちが優勝チームということで、相手は『王者を倒す』というメンタリティーで失うものがない状況。リスクを負っていろんなことをやってくる中で戦わないといけず、EASL(東アジアスーパーリーグ)もあり自分たちにとって難しい戦いでした。勝率は昨シーズンや2シーズン前に比べて落ちているかもしれないですけど、その中で着実に一つ一つ、目標にしているものに向かって行っていると思っています」 次のハードルは、CSクォーターファイナルのホーム開催権が懸かる西地区7連覇。マジックは3と目前に迫る。今週末、名古屋Dは他カードより一日早く19、20の両日に島根と連戦を行うため、20、21の両日に長崎ヴェルカと対戦する琉球は最短で20日に西地区優勝を決める可能性がある。 牧は「例年のシーズンと比べても、西地区もワイルドカードも激戦感があります。だからこそ、僕たちの最大の武器である沖縄アリーナでCSをどこまで戦えるかというところに繋げていくため、早く西地区優勝を決めたいです」と意気込む。 いずれもファイナルに進出した直近2シーズンはいずれもセミファイナルまでを沖縄アリーナで行い、一度も負けてない琉球。地区優勝という過程が、リーグ連覇に向けて大きなステップになることを実感しているのだろう。
長嶺 真輝