“大谷翔平の50‐50まさかカウントダウンするとは…”MLB公式サイトがマイルストーン選出
MLB公式サイトは24日(日本時間25日)、「2024年に大きなマイルストーンに到達した12選手」と題し、今季の印象的な節目の記録を紹介した。その一人がドジャースの大谷翔平投手(30)だった。 オリオールズからFAとなったコービン・バーンズ投手(30)の1000奪三振、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)の史上最速955試合目での300本塁打、メッツに15年7億6500万ドルのプロスポーツ史上最高額で移籍したフアン・ソト外野手(26)の26歳未満での200本塁打および最多四球記録(769)など通算記録が並ぶ。大谷も7月13日のタイガース戦で200号に到達したが、選ばれたのは単年度の記録、史上初の「50本塁打―50盗塁」だった。 同サイトは「シーズンが始まる時にはまさかカウントダウンをすることになるなんて知りもしなかったこと」と振り返ると、こう解説した。 「大谷は、MLB史上初めて、シーズンで50本以上のホームランと50盗塁を達成した選手となった。キリの良い数字は50―50だが、実際は大谷が43本塁打と43盗塁を達成した時点で、唯一無二の記録となった。しかし、彼はそこで止まらず、54本塁打と59盗塁でシーズンを終えた」 これまでの最多は1998年のアレックス・ロドリゲス(マリナーズ)の「42―42」(42本塁打―46盗塁)だった。高い壁を越えたのだ。 最後は「大谷の今年の5本目の本塁打は、通算176本目で日本人選手最多記録を持っていた松井秀喜を抜き、通算225本塁打となっている」と締めくくった。来季から投手に復帰して40本塁打&20勝、200奪三振を期待されるだろうが、あっさりクリアするかもしれない。
東スポWEB