香川照之が連ドラ復帰で1人6役怪演に期待も…セクハラ騒動で“銀座の夢”絶たれたホステスの怒り
香川照之(58)が来春放送予定のWOWOWドラマ「災」で、3年ぶりに連続ドラ復帰することが発表された。香川といえば、2022年8月に「週刊新潮」に報じられたホステスへのセクハラ疑惑で、セクハラ行為とともに明らかになったのが香川の酒癖の悪さだった。 2019年に東京・銀座8丁目の高級クラブでホステス女性の髪の毛をつかんだり、キスをしたり、胸を触ったりするだけでなく、ブラジャーをはぎ取って数人で弄んでいたとされている。 「かつて覚せい剤で逮捕された元プロ野球選手が、懇意にしていたクラブを出禁されたように、香川も銀座のクラブの品位を汚したことで出禁になっています」(銀座のクラブ関係者) 【写真】女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白 同じ過ちを繰り返さないため、断酒を実行していた香川はドラマ復帰に当たり、迷惑をかけた高級クラブに謝罪に出向いたと言われている。 「復帰が地上波のドラマでなかったことから、番組スポンサーがいまだに難色を示している状態のようです」(ドラマ関係者) 2013年放送のTBS系日曜劇場「半沢直樹」シリーズで大ブレークを果たした香川は、情報番組のMCに起用されるほか、CMにも引っ張りだこの超売れっ子となった。だが、自身のセクハラ騒動で、TBS系情報番組「THE TIME,」の降板や、NHK Eテレの教養番組「香川照之の昆虫すごいぜ!」の放送中止のほか、出演していたCMからすべて降板する羽目に。その後、謹慎生活を送る中で、身辺が大きく変化していった。 ■香川からトバッチリを受けた女性の存在 23年5月、従兄で当時、歌舞伎役者の市川猿之助(49)が一家心中を図り、その後、両親への自殺幇助で懲役3年、執行猶予5年の判決を受けている。さらに同年8月、一般女性と再婚し、男児が誕生していたことが明らかに。 だが、香川の件でトバッチリを受けて以降も、怒りが収まっていない女性がいるという。 香川から被害を受けたことでPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったとされるホステスの女性は、香川と、香川の暴走を止められなかったクラブのチーママを提訴するまでに発展していた。その後、香川が女性に直接謝罪をしたことで(両者への)提訴は取り下げられ、トラブルは解決したことになっている。 前出の銀座のクラブ関係者はこう話す。 「そのチーママは当時、雇われたばかりで事情をよく知らずに管理不行き届きで提訴されたと言われています。その後、提訴は取り下げられましたが、チーママは店を追われるようにして辞めています。彼女は将来、銀座の店でママになる夢を持って働いていただけに、香川への怒りは収まっていないのではないでしょうか」 復帰作のサイコ・サスペンスドラマで主演として1人6役にチャレンジする、香川の久々の怪演を待ち望んでいるファンは少なくない。だが、その一方で、香川のセクハラトラブルに巻き込まれた一人の女性が夢を絶たれてしまったという。 (本多圭/芸能ジャーナリスト) ◇ ◇ ◇ 猿之助復帰が実現しない中、澤瀉屋の将来は? 関連記事【もっと読む】香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ で詳しく報じている。