デンマーク代表で1年間ゴールがない…… 21歳の大型FWホイルンドはマンUで成長できているか
全てが順調とは言い難い
デンマークのスーパーエースになれるだろうか。国内で大きな期待を背負っているのがマンチェスター・ユナイテッドFWラスムス・ホイルンドだ。 昨夏にマンチェスター・ユナイテッド入りした21歳のホイルンドは、191cmのサイズと縦への推進力を誇る大型ストライカーだ。デンマーク代表デビューも19歳だった2022年と早く、今夏のEURO2024も主力としてプレイしている。 しかし、ここ最近はゴールを奪えていない。15日にはネーションズリーグでスイス代表と対戦したが、先発したホイルンドはゴールを奪えぬままチームも2-2で引き分けた。これにより、ホイルンドは1年間デンマーク代表でのゴールが無いことになる。 最後に決めたのは昨年10月に行われたEURO2024予選・サンマリノ戦で、今回のスイス戦でのパフォーマンスにもデンマーク紙『Ekstra Bladet』は10点中2点とホイルンドに厳しい採点をつけている。 まだ21歳と若いため焦る必要はないが、マンUでも順調とは言い難い。昨季プレミアリーグで10ゴール奪ったのは見事だが、エリック・テン・ハーグ率いるチームは今季も調子が上がっていない。ホイルンドにとっても難しい時間となっていて、成長に繋がっているかは微妙なところだ。 ポテンシャル的にはワールドクラスのストライカーになれるはずだが、デンマーク代表の絶対的エースになれるか。
構成/ザ・ワールド編集部