茶の間に居座るクマ映像入手 警報装置を設置対策強化 福島・喜多方市
テレビユー福島
23日から24日かけて福島県喜多方市の住宅にクマが入り込み一時、住民が避難したことを受けて市ではクマを追い払う装置などを設置して対策を強化しました。 窓から中をのぞくと、コタツの向こう側にクマが居座っています。あたりにはクマが食べたお菓子が散乱しています。 23日夕方、福島県喜多方市熱塩加納町の住宅で、この家に住む60代の男性が帰宅したところ、体長約90センチのクマ1頭が、茶の間にいたため、男性は、隣りの家に避難しました。 クマは24日午後、獣医師が吹き矢を使って麻酔を打ち捕獲され集落から離れた山の中で放されました。 これを受けて喜多方市は25日、クマが出た住宅の前にクマが出没した場合、音が出て追い払う装置を取り付けました。 現場は喜多方市の中心部から北に10キロあまり離れた山あいの集落で、冬眠の時期でも熱塩地区ではこのところクマの目撃が相次いでいました。 このため市ではクマのエサになる柿をそのままにせず取り除くなど対策をとるよう呼びかけています。
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