横浜・ズーラシアのカワウソ赤ちゃん、8日から公開 30日まで愛称投票受け付けも
よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区)で生まれた「ユーラシアカワウソ」の赤ちゃん2頭が8日から一般公開される。いずれも雄で、同日から30日まで愛称の投票も受け付ける。 赤ちゃんは8月11日、アクアマリンふくしま(福島県いわき市)生まれの「なごみ」(雌)と、那須どうぶつ王国(栃木県那須町)から来た「リヴ」(雄)との間に生まれた。 「なごみ」にとっては初めての子育てとなるため授乳に慣れず、2頭の赤ちゃんは飼育員が親代わりとなって育てた。 現在は離乳し、ニジマスやドジョウなども丸のみにするほど食欲は旺盛。誕生時約80グラムだった体重は約2キロまで増え、プールを泳ぎ回ったり、じゃれあったりする姿が見られるという。 飼育員の伊藤咲良さん(49)は「日に日に大きくなる姿に驚いている。成長を見守ってもらいたい」と来園を呼びかけている。 愛称は、生まれた季節や両親の出身園などから飼育員が考えた「ナツ」「ラト」、「ナリィ」「フック」、「ナス」「フク」から一つ選び、展示場に掲示されているQRコードを読み込んで投票する。 一般公開は当面の間、午前9時40分~同10時10分の30分間を予定。悪天候や体調不良の場合などは中止する。問い合わせは、同園電話045(959)1000。
神奈川新聞社