「ラーメンの連食も」タレント・伊藤えみが語る愛「日本ラーメン検定は惜しくも満点逃したけど」
伊藤さん:仕事柄、まわりにラーメンライブラリーみたいな人がたくさんいるんです(笑)。そういう人に連絡して最近の推しラーメンや、自分が食べたいラーメンの種類のおすすめ店を教えてもらっています。 ── 伊藤さんの最近の推しラーメンが知りたいです。 伊藤さん:時期によってお気に入りは変わりますが、今この瞬間食べたいのは醤油細麺かな。新しい店よりも歴史のある昔ながらのラーメンにハマっています。 最近行って素敵だったのでは、福岡の「ふくちゃんラーメン」。とんこつラーメンで味がおいしいのはもちろんですが、お店の外に子どもからのメッセージが貼ってあったりと、お客さんといっしょに店や味をつくってきたような雰囲気がいい。人気店で、入るのに90分も待ちました(笑)。
── やっぱり長く残る老舗はドラマがありますよね。 伊藤さん:そうですね。2023年に閉店してしまった東京・荻窪の老舗「丸長 中華そば店」も忘れられないお店ですね。 店主は長引く体調不良で泣く泣く閉店を決断されたそうですが、そのお知らせと感謝の気持ちをお店のシャッターに貼ったんです。その周りに、たくさんのファンからの「ありがとう」というメモ書きが貼られたことでも話題になりました。よそでは食べられないあの一杯、まさに歴史ある名店の味でした。もう一度行きたかったなあ…。
おいしいラーメンは、もしかしたら今後、AIで作れるようになるかもしれません。でもお店の歴史とか店主の想いっていうのは機械では作れないと思うんです。そういう部分に最近はグッとくるようになりましたね。
■ラーメンはコミュニケーションツールのひとつ ── 伊藤さんは「日本ラーメン検定」を持っています。高得点を弾き出したと伺いました。 伊藤さん:そうなんです!「日本ラーメン検定」はラーメンの歴史や文化を知ってもらうための検定なんですが、地域によって分かれていて。私が持っているのは関東、関西、九州のラーメンマスターの称号です。