【フィリピン】マニラ空港の利用者、24年5000万人で最多
フィリピンのニューNAIAインフラ・コープ(NNIC)は2日、マニラ首都圏で運営するニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の2024年の利用者数が前年比10.4%増の5,010万人だったと発表した。過去最多だった19年を5.1%上回った。旅客処理能力を大幅に上回っていることから改修が急務になっている。 航空便数は前年比4.8%増、19年比8.1%増の29万3,488便だった。休暇期間の需要がピークとなった24年12月30日~25年1月1日の定時運航率は、平均が83.4%、最高が12月31日の88.4%だった。 ニューNAIAコープのラモン・アン社長は、フィリピンが旅行先としての地位を取り戻し、観光・貿易が活性化していると指摘した。 同社は24年9月からニノイ・アキノ国際空港の運営を担っている。25年はインフラ改修と運営効率化に重点を置き、旅客需要の増加に対応していく。