深谷ボーイズ、延長サヨナラ勝ちで16年ぶり優勝 昨年Vの埼玉新座振り切る…メニコン杯関東BL大会 小学部
◆メニコン杯 第27回日本少年野球 関東ボーイズリーグ大会(小学生の部) ▽準決勝 深谷ボーイズ12―1流山・東京足立合同ボーイズ=4回コールド= ▽決勝 深谷ボーイズ2x―1埼玉新座ボーイズ=延長8回=(5月4日・ケイアイスタジアム) 小学生の部は深谷ボーイズ(埼玉西)が昨年優勝の埼玉新座ボーイズ(埼玉東)を延長8回サヨナラで下し、16年ぶり2度目の優勝を決めた。 ※ ※ ※ 身長142センチの小柄なファイターが熱戦に終止符を打った。同点の8回、先頭の3番・橋本が中越え三塁打で出塁し、1死満塁から7番・小暮が右前にサヨナラ打。「緊張したけど、チームのために打たないと、と。みんなのおかげです」と喜んだ。 準決勝は須藤の3点三塁打、石田の適時三塁打などで12得点。先発・小暮が4回2死まで1失点に抑えてコールド勝ちを収めた。決勝は1点を追う5回に代打・石川の中越え二塁打、石田の左翼線二塁打で同点。先発・橋本が4回1失点の後、小暮との小刻みな継投で相手打線を1安打に封じた。 準決勝も先制打を含む2安打1打点と活躍した橋本がMVPを受賞。「優勝できたことが一番だけど、MVPも取れてうれしい。(夏の)全国大会でも優勝したい」と頬を緩めた。この日も5時半から練習をして臨んだ本橋樹監督(32)は「大会に向けてすごく練習してきた成果が出ました」と頑張りに目を細めた。 【深谷・登録メンバー】※は主将 ▽6年生 ※永躰悠希、橋本翔太朗、小山朔実、須藤竜織、島田佑真、伊藤琉晟、中島悠晴、石田拳士朗、塚田惇人、小暮恵叶、新井歩叶、石川眞督、尾崎玲音、柴舜裕、影山心祐、西田陽向 ▽5年生 南雲隼、上原颯真、塚越生吹、郷古直哉
報知新聞社