EURO2024で『20歳の5人』が主役になる? ベリンガム、ヴィルツらハイレベルすぎるヤングスターの競演
4.フロリアン・ヴィルツ(ドイツ代表) ブンデスリーガで首位を走るレヴァークーゼンにて特別な才能を発揮しているのが攻撃的MFのヴィルツだ。とにかくテクニックのレベルが高く、狭いスペースでも細かいタッチで突破できてしまう。シャビ・アロンソの指導で自信を深めているはずで、母国開催となるEURO2024でドイツの救世主となり得る。 ドイツにはベテランのトーマス・ミュラー、バイエルンの若き逸材ジャマール・ムシアラもいるが、レヴァークーゼンでの快進撃を考えればヴィルツを2列目の中心としてもいいはずだ。 5.アントニオ・シウバ(ポルトガル代表) 2022年のワールドカップ・カタール大会でのポルトガルは、センターバックにマンチェスター・シティDFルベン・ディアス、その相棒にベテランDFペペが入っていた。40歳を迎えた現在もFCポルトで活躍するペペは頼れる選手だが、さすがにピークを過ぎているか。 そこで期待したいのが国内の名門ベンフィカで評価を高めている20歳のアントニオ・シウバだ。すでにビッグクラブからの注目が伝えられており、同メディアもEUROでの活躍からステップアップする可能性が高いと注目している。 アントニオ・シウバはカタール大会でもグループステージ最終節の韓国戦に先発していて、国内でもかなり期待されている。EURO予選では5試合に出場していて、ディアスとのセンターバックコンビ完成はEURO制覇の可能性を高めることになるだろう。 この5チームはいずれもEURO制覇を狙う力があり、さすがに強豪国は抱えている若手のレベルも段違いだ。 他にもフランス代表の主力候補になっているパリ・サンジェルマンMFウォーレン・ザイール・エメリ(17)、バルセロナの右ウイングとして成長を続けるスペイン代表FWラミン・ヤマル(16)といった驚異のティーンエイジャーもいる。 彼ら若い力はチームに勢いをつけることになるが、EUROの舞台で主役となるヤングスターは誰だ。
構成/ザ・ワールド編集部