「上位進出あり得る」沖縄尚学、打率6割超の1番がつなぐ センバツ
3月18日開幕の第95回記念選抜高校野球大会に出場する36校が27日、決まった。九州・山口からは、昨秋の九州地区大会で優勝した沖縄尚学、準優勝の長崎日大、ベスト4の海星(長崎)、大分商の4校と、中国地区大会準優勝の光(山口)が選出された。 【センバツ出場の一報に喜ぶ各校を写真で】 九州地区大会優勝の沖縄尚学は、出場校を決める選考委員会で「センバツ上位進出もあり得る」と評された高いチーム力を誇る。 1番を任され、2022年秋以降の公式戦10試合でチーム一の打率6割7分6厘をマークした知花(ちばな)慎之助選手(2年)は「後ろのバッターにつなぐのが自分の仕事。強く低いライナー性の打球で(野手の間を)抜いていきたい」と話し、強豪校との対戦に向けてイメージを膨らませた。 右腕エースで140キロ台半ばの速球が持ち味の東恩納蒼(ひがしおんなあおい)投手(2年)は「小学生の時から夢だった。一球一球丁寧に投げたい」と飛躍を誓った。【比嘉洋】