クリストファー・ノーラン監督作や「クワイエット・プレイス」最新作も!「MEGA MOVIE WEEK」で映画をお得に楽しもう
今年もやってきた!映画ファンに好評を博したデジタル配信プラットフォーム11社で実施される「MEGA MOVIE WEEK(メガ・ムービー・ウィーク)」は、10月30日(水)~11月5日(火)までの1週間の期間中、映画をデジタル配信にてお得な価格で購入できたり、レンタルしたりできるという映画ファン垂涎のうれしいサービスだ。 【写真を見る】「MEGA MOVIE WEEK」は『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』も楽しめるなど、充実のラインアップだ 対象のプラットフォームは、Apple TV、カンテレドーガ、J:COM STREAM、TELASA、ビデオマーケット、Hulu、Amazonプライム・ビデオ、music.jp、milplus(みるプラス)、U-NEXT、Leminoとなる。 期間中は、パラマウント・ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、ウォルト・ディズニー・ジャパン、ユニバーサル・ピクチャーズ、ワーナーブラザース・ディスカバリーが提供するハリウッド・スタジオの作品などトータルで70本以上を、1週間限定のリーズナブル価格で楽しめる。レンタルする場合は、30日間の視聴可能期間があり、48時間以内であれば何度でも視聴できる。一方、購入すると、作品を自分のデバイスにダウンロードしてどこでも何度でも視聴が可能。さらに、広告なしでお好みのプラットフォームで映画を楽しめる。 この機会に、劇場で大ヒットした新作や見逃してしまった過去の名作などをたっぷりと観ていただきたい。今回MOVIE WALKER PRESSでは、「MEGA MOVIE WEEK」で楽しめる映画ファン必見のおすすめ10本をご紹介。未見の方も、もう一度観てみたいという方も、このチャンスをお見逃しなく! ■シリーズの“始まりの日”が明かされる前日譚『クワイエット・プレイス:DAY 1』 “音”に反応して襲いかかる謎の生命体に支配された世界で、生存を試みる人々を描くサバイバルホラー「クワイエット・プレイス」シリーズにおける“始まりの日”を描く『クワイエット・プレイス:DAY 1』(24)。メガホンをとったのは『PIG/ピッグ』(20)のマイケル・サルノスキ。『アス』(19)のルピタ・ニョンゴが主演を務め、主人公と共に“なにか”の脅威から逃れる男性を「ストレンジャー・シングス」のジョセフ・クインが演じるほか、『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(21)に登場したジャイモン・フンスーが出演した。 世界が沈黙した日“DAY1”を描く本作の舞台は、これまでの田舎町から一転し、「音を出さないことが不可能」な大都市ニューヨークへと移り変わる。猫を抱えたサミラは、この未曾有の事態のなか、サバイバルを余儀なくされていく。彼女は“音を立ててはいけない”というルールもわからないまま、 “なにか”に支配された世界を生き抜くため奮闘していく。これまで語られてこなかった“なにか”の襲来を映しだすことで、ディザスター映画の要素を帯び、スケールアップを果たした本作。ニョンゴ演じるサミラと行動を共にする猫のフロドを演じた“演技派猫”にも拍手! ■ウィル・スミスとマーティン・ローレンスの最強タッグが放つ『バッドボーイズ RIDE OR DIE』 ウィル・スミス&マーティン・ローレンス共演による刑事アクションシリーズ第4弾、『バッドボーイズ RIDE OR DIE』(24)。副題である“RIDE OR DIE”が意味するのは「一蓮托生、死ぬまでともに」で、まさに最強といえる2人の絆が描かれる。前作『バッドボーイズ フォー・ライフ』(20)に続き、バネッサ・ハジェンズ、アレクサンダー・ルドウィグ、パオラ・ヌニェスらが続投し、監督も前作と同じくアディル・エル・アルビとピラル・ファラーが務めた。 マイアミ市警の名物コンビ“バッドボーイズ”ことマイク(ウィル・スミス)とマーカス(マーティン・ローレンス)。ある日、2人の上司だった亡きハワード警部に麻薬カルテルと関係があったという汚職疑惑がかけられる。無実の罪を着せられた上司のため、2人は独自に捜査を開始するが、警察からも敵組織からも追われる身となってしまう。四面楚歌のなか、マイクとマーカス、2人だけの命懸けの戦いが始まる。 ■レゲエミュージックの伝説ボブ・マーリーの半生を描く『ボブ・マーリー:ONE LOVE』 「ロックの殿堂」入りを果たした伝説のミュージシャン、ボブ・マーリーの知られざる波乱に満ちた生涯を描く音楽伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』(24)。『ドリームプラン』(21)のレイナルド・マーカス・グリーンが監督と脚本を手掛け、マーリーの妻リタ、マーリーの長男で自身もアーティストである息子ジギー、娘セデラがプロデューサーとして参画した。『あの夜、マイアミで』(21)のキングズリー・ベン=アディルがマーリー役で渾身の演技を魅せる。 1976年、ジャマイカは対立する二大政党によって分断状態にあった。国民的アーティストのボブ・マーリーは、政治闘争に巻き込まれ、銃で撃たれてしまう。だがわずか2日後にはマーリーは、8万人の聴衆の前でのライブを敢行。その後身の危険を感じたマーリーはロンドンに移り、アルバム「エクソダス」の制作に勤しむ。世界的スターの階段を駆け上がるマーリーだったが、母国ジャマイカには内戦の危機が迫っていた。 ■名作シリーズ「猿の惑星」の“完全新作”として描かれた『猿の惑星/キングダム』 「メイズ・ランナー」シリーズのウェス・ボールが監督を務めた、「猿の惑星」の起源を描くリブートシリーズ第4作『猿の惑星/キングダム』(24)。主人公のノアを演じるのは『To Leslie トゥ・レスリー』(22)のオーウェン・ティーグで、ドラマ「ウィッチャー」のフレイヤ・アーラン、名バイプレーヤーのウィリアム・H・メイシーらが出演する。 物語の舞台は、いまから300年後の人間と猿の支配権が完全に交代した世界。高い知能を得た猿たちが文明的なコミュニティを持った巨大な帝国“キングダム”を築こうとしていた。帝国を築き、世界を牛耳ろうと目論む独裁者によって故郷と家族を奪われた若き猿ノアは、外の世界に飛びだし、そこで野生動物の一種としか思っていなかった“人間”の女性ノヴァと出会う。やがて彼は過去に人間と猿が共存していた時代があったことを知り、共存する世界を求めて、独裁者に立ち向かっていく。猿の王国を具現化した世界観や進化したVFXにご注目を! ■前作超えの大ヒットとなった『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』 コロンビア・ピクチャーズ100周年、シリーズ誕生から40周年という記念すべき節目に放たれた「ゴーストバスターズ」シリーズ5作目『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(24)。監督&脚本は、前作『ゴーストバスターズ アフターライフ』(20)で脚本を手掛けたギル・キーナンが務めた。「アントマン」シリーズのポール・ラッド、『不都合な理想の夫婦』(19)のキャリー・クーン、『僕らの世界が交わるまで』(23)のフィン・ウルフハード、『アナベル 死霊博物館』(19)のマッケナ・グレイスらが出演。 真夏のニューヨークで、猛暑のビーチで老若男女が海水浴を楽しんでいると、海の向こうから巨大な氷柱が大量に出現。人々が悲鳴を上げながら逃げ惑うなか、その勢いはとどまらず、ニューヨークの街は一瞬にして氷河期のような氷の世界に一変する。日々、ゴーストバスターズとしてニューヨークの人々をゴーストから守っているフィービーらスペングラー家は、すべてを一瞬で凍らせる“デス・チル”のパワーを持つ史上最強ゴーストが元凶だと突き止める。1980年代版のビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソンらの参加に往年のファンもにやり。 ■クリストファー・ノーランが“原爆の父”を描いた渾身の1作『オッペンハイマー』 原子爆弾の開発に成功し、「原爆の父」と呼ばれた物理学者ロバート・オッペンハイマーの知られざる人生を描いた歴史ドラマ『オッペンハイマー』(23)。『TENET テネット』(20)のクリストファー・ノーランがメガホンをとり、ノーラン作品の常連俳優であるキリアン・マーフィーがオッペンハイマー役を、「クワイエット・プレイス」シリーズのエミリー・ブラントが妻のキティ役を、ロバート・ダウニー・Jr.がアメリカ原子力委員会の委員長ルイス・ストローズを演じた。 第二次世界大戦下のアメリカ、極秘に立ち上げられたプロジェクト“マンハッタン計画”に参加したJ・ロバート・オッペンハイマーは、優秀な科学者たちを率いて世界初の原子爆弾を開発した。しかし、原爆が実戦で投下され、その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩する。その後、冷戦や赤狩りなど、激動の時代の波に飲み込まれていく。第81回ゴールデン・グローブ賞最多5部門受賞、第96回アカデミー賞で作品賞、監督賞など最多7部門を受賞した秀作で、その内容から日本でも話題を呼んだ。 ■ジェイソン・モモア主演、ダイナミックな海中アクション映画『アクアマン/失われた王国』 海の生物を操る能力を持つアクアマンの活躍を描くアクション・エンタテインメント映画『アクアマン』(18)の続編『アクアマン/失われた王国』(23)。前作から主演のジェイソン・モモア、ジェームズ・ワン監督が続投した。また、前作でアクアマンの弟オームを演じたパトリック・ウィルソン、アクアマンの母アトランナ役のニコール・キッドマン、ブラックマンタ役のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世らも集結した。 はるか昔、南極の氷河の奥深くに”失われた王国”が、世界を滅亡させる力を秘めた古代兵器ブラック・トライデントとともに封印された。ある時、その封印が解かれ、邪悪な力が解き放たれる。かつてない脅威から海と地上の世界を守るため、海の生物を操る海底アトランティスの王にして、ユーモアあふれるお調子者のアクアマンが、5億の海の仲間と共に立ち上がる。前作よりもパワーアップしたすさまじい海中バトルにも大興奮。 ■ティモシー・シャラメ主演の人気ファンタジー『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』 名作「チョコレート工場の秘密」のウィリー・ウォンカの若き日を描くファンタジー超大作『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(23)。「パディントン」シリーズのポール・キングが監督と脚本を、「ハリー・ポッター」シリーズのデイビッド・ヘイマンが製作を担当した。主演を『君の名前で僕を呼んで』(17)のティモシー・シャラメが務め、本作と「デューン」シリーズの両方が大ヒットを収め、一躍ハリウッドの人気スターの仲間入りを果たした。共演にヒュー・グラント、『シェイプ・オブ・ウォーター』(17)のサリー・ホーキンス、「Mr.ビーン」のローワン・アトキンソンら。 幼いころから母と夢見ていたチョコレート店出店を目指し、一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へ足を踏み入れたウォンカ。彼の作りだす“魔法のチョコレート”はあっという間にみんなを虜にする。ウォンカは少女ヌードルら楽しい仲間たちと共に、彼の才能を妬む“チョコレート組合3人組”や、ウォンカのチョコを盗むウンパルンパに翻弄されながらも夢を叶えようと奮闘していく。 ■ディズニー100周年記念作『ウィッシュ』 「アナと雪の女王」シリーズのクリス・バックと、『ズートピア』(16)などでストーリーアーティストを担当したファウン・ヴィーラスンソーンが監督を務めた、ウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年記念映画、『ウィッシュ』(23)。主人公アーシャの声を、スティーヴン・スピルバーグ監督作『ウエスト・サイド・ストーリー』(20)で第94回アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズが演じ、日本語吹替版を生田絵梨花が担当した。 舞台はどんな願いも叶うと言われているロサス王国。魔法を操るマグニフィコ王(クリス・パイン/日本語吹替版:福山雅治)は国民から慕われているが、城で働く17歳のアーシャは、ある日、すべての“願い”が魔法を操る王に支配されているという衝撃の真実を知ってしまう。王を信じた人々の願いを救いたいと思ったアーシャが夜空の星に祈ると、空から魔法の力を持った願い星のスターが舞い降りる。アーシャは、スターや相棒である子ヤギのバレンティノと共に立ち上がり、奇跡を巻き起こしていく。 ■メガヒットシリーズ6作目となった『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』 巨匠スティーヴン・スピルバーグが生みだした大ヒットシリーズの通算6作目にして、「ジュラシック・ワールド」三部作の完結編、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(22)。『ジュラシック・ワールド』(15)のコリン・トレボロウがメガホンをとり、主人公オーウェン役のクリス・プラット、クレア役のブライス・ダラス・ハワードがそれぞれ続投したほか、ローラ・ダーン、サム・ニール、ジェフ・ゴールドブラムら「ジュラシック・パーク」シリーズの面々が再登場を果たした。 恐竜たちが世界中に解き放たれてから4年。世界そのものがジュラシック・ワールドに変貌し、あらゆる場所に棲みついた恐竜たちによって人々は混乱の渦に巻き込まれていた。オーウェンはこの状況を打破すべく、アラン・グラント博士やエリー・サトラー博士、イアン・マルコム博士たちに協力を仰ぐも、人類と恐竜の命運を懸けた新たな課題に直面する。日本語吹替版キャストは、オーウェン役に玉木宏、ヒロインのクレア役を木村佳乃が続投したほか、新キャラクター・ケイラ役(ディワンダ・ワイズ)を、伊藤沙莉が演じた。 ここまでおすすめ10本の紹介をしてきた。いずれも見応えたっぷりの良作ばかりなので、秋の夜長に楽しむのにうってつけだ。ほかにも「MEGA MOVIE WEEK」で観たい映画をチェックして、めいっぱい映画三昧の1週間を過ごしてほしい。 文/山崎伸子
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