【15分で老け声改善】可愛い声も、ぽっこりお腹解消も叶う「簡単ボイストレーニング」
年々、声が低くなり、出しにくくなったことを感じたVOCEエディターが無謀にも「老け声を改善して、美容家の神崎恵さんみたいな可愛い声になりたい!」とオーダー。それに応えてくれたのが、カリスマボイストレーナー・秋竹朋子さん。なんと生後1ヵ月の乳飲み子を連れて編集部に降臨!たった15分で、老け声が若々しい声に! 〈画像で見る〉憧れの可愛い声に!「老け声改善トレーニング」をマスター
教えてくれたのは……秋竹朋子さん
ボイストレーナー。ボイストレーニングスクール「ビジヴォ」代表。これまで300社以上の大手企業ほか計4万人以上に指導した、印象をよくするボイストレーニング法が評判を呼び、メディアで話題に。
1 【準備体操】体をほぐして、息を吐き出しやすくする
体は音を出す楽器と同じ。体が硬いと息を吐き出しづらいので、声がうまく出ません。そこでまずは首や肩をほぐす体操から始めましょう。 頭の重さを利用しながら、首を右に2回、左に2回ゆっくり回す。次に、両肩をグッと上げたら、ストンを下ろす。これを5回繰り返す。
2 息を大きく吐く【腹式呼吸の練習】
いい声を出す基本は、お腹から息を大きく吐く腹式呼吸。右手はお腹、左手は口から5cm前にあて、「ハッ、ハッ」と左手に温かい息を送るように強く吐く動作を10回行う。このとき、右手でお腹をへこむのを感じればOK。
3 【発声】通る声の出し方をマスター「カラスのトレーニング」
腹式呼吸を意識して話せば、大きな声でも小さな声でも通る声に。そのための練習が「カラスのトレーニング」。 お腹から息を吐き出すようにしながら、反対側のプラットホームに声を届けるイメージで「カー、カー」と2回、続いて同じボリュームで「こんにちは」と発声する。 次に吐く息の量を減らして、1mほど先にいる人に届くくらいの大きさで「カー、カー、こんにちは」とお腹に力を入れながら声を出す。
4 【共鳴】可愛い声を作る口角上げトレーニング
声の高さを「ミ」「ファ」くらいの音にすると、可愛い声に聞こえます。この音の高さを作るのが共鳴です。笑顔で口角を上げるだけで1~1.5音、音が高くなります。笑顔になるとほお骨が上がって、そこに空間が生まれて音が共鳴しやすくなるからです。ですから、可愛い声になりたければ、常に笑顔で口角を上げて話しましょう。
5 舌トレで【滑舌】が良い美声に!
滑舌をよくするため、舌トレで舌の動きをなめらかに! 舌を思いっきり前に出して10回伸ばす。次に左、右、左右交互に舌を10回動かす。口を閉じて、舌で歯茎をなぞるように、右に10回、左に10回、舌を回す。ほうれい線予防にも効果的です。最後にお腹から息を吐きながら「りゃりゅりょ」と3回くり返す。 そして、実際に話すときには、単語の頭で強めに息を吐くと、単語ひとつずつが際立って聞こえ、相手に聞き取りやすくなるそう。 イラスト/大窪史乃 取材・文/山本美和 Edited by 西村 美名子
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