【衆議院選挙】若者が投票しないのは「政治家の魅力不足」石丸伸二氏が見る今回の選挙 衆院選後「何をしようかはもう決めています」
10月27日に投開票が行われる衆議院選挙。MBS「よんチャンTV」は東京都知事選で敗戦したものの大きなインパクトを残した前広島県安芸高田市長の石丸伸二さんに単独インタビューを行いました。今回の選挙やなぜ政治は変わらないのか、石丸さんの今後について取材しました。 【写真を見る】東京都都知事選で躍進した石丸伸二氏 衆院選の出馬を検討していた
東京都知事選に躍進した石丸伸二氏 衆院選には出馬せず
衆議院選挙のラストサンデーとなった10月20日、石丸伸二さんの姿は滋賀県琵琶湖畔にありました。東京都知事選から3か月あまり今回、国政には挑戦せず、トライアスロンに出場し自分との戦いに挑んでいました。 (石丸伸二さん)「(Qしんどいですか?)スタートが遅かったのでちょうどよいウオーミングアップになりました」 日本最多の有権者が参加する選挙の景色を変えた男の目にはいまの政治やメディアはどう映っているのでしょうか。 (石丸伸二さん)「よろしくお願いします」 今年7月の東京都知事選、石丸さんは小池百合子都知事には敗れたものの蓮舫さんをおさえ約165万票あまりを集め次点にまで躍り出ました。選挙終了後の会見では・・・ (石丸伸二さん)「選択肢としては考えます。例えば広島1区、岸田首相(当時)の選挙区ですね」 衆院選に打って出る可能性もほのめかしていました。 (石丸伸二さん)「(Q衆院選には出られなかった?)出ませんでした。(Q(衆院選出馬について)検討はした?)もちろんです」 公示までの間与野党の党首クラスの選挙区から出る意向があるなどとさまざまなシグナルを送り議論を呼びかけたのですが、特に自民党から反応は全く無く出馬しない決断に至ったといいます。 (石丸伸二さん)「盛り上がりにならないだろうなというふうに思いました。それこそ石破さんとか鳥取の選挙区で間違いなく勝つでしょ。単に負けて終わりになっちゃうんです。メディアがにぎやかすかもしれないですけど、それ以上の論戦にならないだろうなと」 では今回の総選挙に思うことは…。 (石丸伸二さん)「よくある国政選挙に今回もなったと。非常に残念な気は早くもしています。(自民党は)自民党という存在を生きながらえさせることがもしかしたら日本国より優先しているんじゃないかっていうくらい、内向きな気がします。野党も議席の上では立憲がかなりのウェートをしめて、今回もしかしたら伸ばすんですかね、勢力をいくらか。ただそれが自民党からいくらか得るものと、あとは野党の弱いところから得るものっていうくらいで大きな勢力の変化につながらない。これはまた野党は野党で内向きな議席争いをしているなと感じます」