ハクスラARPG『Wolcen: Lords of Mayhem』開発&マルチプレイサポートが終了…ユーザーは怒り心頭で直近評価は“やや不評”に
WOLCEN Studioは、ハクスラ型見下ろしアクションRPG『Wolcen: Lords of Mayhem』の開発およびマルチプレイサポートを終了することを発表しました。 【画像全4枚】 基本設計に問題、問題の解決は不可能に… 本作は、『ディアブロ』型のオーソドックスなハックアンドスラッシュアクションRPGです。ジョブの概念がない自由な育成を特徴としており、プレイヤーの思うがままにキャラを作り上げることができるのが特徴のひとつです。 2023年3月にはチャプター4やエンドゲームコンテンツが追加されるアップデートが配信され、その後もパッチが続いていましたが、しばらく沈黙状態に。最後のパッチからおよそ10ヶ月経った5月30日、突如として残念なお知らせが伝えられました。 ユーザーは怒り心頭 その内容は、マルチプレイおよび開発・サポートが終了するというもの。開発チーム内で長い議論が行われた結果、本作の基本設計や全体的な技術面に問題があり、作り直さないと根本的な問題が解決できないという壁にぶつかってしまったといいます。 マルチプレイは9月3日を持って終了し、今後はシングルプレイモードのみとなってしまうとのこと。その代わり、永続的な価格改定が行われるそうです。開発チームは次なるプロジェクトに向け、本作で学んだことを活かして取り組むとのことです。 しかし、ユーザーの一部からは怒りの声が。ハックアンドスラッシュジャンルにとってマルチプレイは重要な柱のひとつですが、それが失われてしまうという点において不満を感じるユーザーが多数いるようです。サーバーを介したマルチプレイはできなくなっても、ローカルやプレイヤー同士(P2P)でのマルチプレイはさせてほしいという意見も上がっています。 一方で、正直に告白してくれたことや次回作に期待する応援の声はあり、この対応には賛否両論となっている模様。Steamレビューは不評が多く、記事執筆時点での最近のレビューステータスが「やや不評」になっています。 『Wolcen: Lords of Mayhem』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4/Xbox One向けに配信中。記事執筆時点ではまだ割引価格が適用されていないようなので、購入を考えている方は一旦待ったほうが良さそうです。
Game*Spark みお
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