最優秀バッテリー賞も〝夫婦仲〟に亀裂? ソフトバンク有原航平「打たれたらいろいろ言われそうなので」 甲斐拓也「悪いイメージはないので」 来季のバッテリー継続は?
ソフトバンクの有原航平投手(32)と甲斐拓也捕手(32)が選出された最優秀バッテリー賞の表彰式が25日、東京都内で開かれた。有原は初、甲斐は4年ぶり2度目の受賞となった。 ■イエローハットをかぶる有原&甲斐【写真】 並んで取材に応じた有原は「春のキャンプから狙っていた賞なので、本当に取れてうれしいなと思います」と笑みを浮かべると、甲斐も「1年組んできて、有原とこのような賞をいただけるのはうれしいことだと思います」と喜んだ。 有原は「相手バッターの特徴を頭に入れて、整理してきてくれる。何よりブロッキングが(うまい)。僕はフォークやチェンジアップをたくさん投げる。ランナーが三塁にいても何の心配もなく、本当にワンバンを狙って投げていたので、たくさん迷惑かけましたけど、そこはめちゃくちゃすごいなと思います」と甲斐をたたえた。 一方の甲斐も「チームのエースとして、先発としてイニングを投げきってくれる。ゲームをつくってくれて、修正もできるピッチャー。自分の投げる試合を勝ちにつなげる準備をものすごくしているピッチャーだと思います」と有原を絶賛し、〝夫婦仲〟の良さをアピールした。 ただ、甲斐は国内フリーエージェント(FA)権を行使しており、来季もバッテリーが継続されるかは未定。「もしも対戦することになったら」という質問に有原は「打たれたらいろいろ言われそうなので、しっかり抑えたいなと」と応えると、甲斐は「その(移籍が)前提にじゃないですけど、(有原が)日本ハムの頃から対戦して、ホームランも打っていますし、ヒットや打点も挙げている。フォアボールも取っていますし、悪いイメージはないので」と〝夫婦仲〟が怪しくなる場面もあった。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社