エンゼルスの大谷の来年に期待。ホームラン王を狙ってほしいな【岡田彰布のそらそうよ】
高校の監督になりたいと思ったこともあるよ
圧倒的な得票数でア・リーグ新人王に輝いた大谷。その能力を来年も発揮してくれるはずや。できればホームラン王も狙ってほしいな/写真=Getty Images
物心ついたときには、グラブをはめ、バットを握っていた。親や周囲の大人たちに聞くと「野球小僧、野球少年そのもの」やったらしい。そんな野球人生のスタートは、大阪の愛日小、明星中、北陽高(現関大北陽高)、早大へと続いていく。その中で得たもの……。それはかけがえのない友、仲間やった。 61歳を迎えた今も、付き合いは続いている。明星中時代の野球部、北陽高野球部の仲間とは、何かしらの理由をつけ、今なお、ひんぱんに会っているし、早大野球部では、定期的に顔を合わせ、近況を語り合っている。 つらい練習、悔しい思い……。共有した思い出は、色あせることはない。どの時代も、みんなに会えば、鮮明に思い出す。もちろん、うれしかったことも多かったけど、しんどかったことのほうが、色濃く残っている。それを思い出し、語り合って、今はみんなで笑えるようになった。こんな集まりがあれば、みんなが野球少年に戻る。これがプロでは味わえない宝物なんやろね。 オレもそんな時代をもう一度……と考え・・・
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週刊ベースボール