B1島根が“カスハラ対応”の方針発表「対応をお断りさせていただくことがございます」
10月2日、B1西地区の島根スサノオマジックは、2024-25シーズンの開幕を目前に控え、カスタマーハラスメントに対する基本的な対応方針を示した。 クラブ公式サイトを更新した島根は、一部カスタマーハラスメントに該当する行為が発生していることに言及し、「当社グループの従業員や関係者が安心して業務を遂行することができるよう、カスタマーハラスメントに対する基本的な対応方針を定めております」と声明文を掲載。 「お客様からのお問い合わせや、商品・サービスや作品に関連した対応に際し、社会通念上相当な範囲を超える行為があったと判断した場合には、対応をお断り、または中断させていただくことがございます」とし、「また、当社において悪質であると判断した場合には、必要に応じて、各国の法令にのっとり警察・弁護士等に連絡のうえ、適切な対処をさせていただきます」とクラブの方針を明記した。 “社会通念上相当な範囲を超える行為”については、脅迫および威嚇行為や、つきまとい、侮辱行為、プライバシー侵害、誹謗中傷、過剰なサービスの要求、長時間拘束や叱責行為などを列挙。「例示であり、これらに限りません」とも記している。 10月3日の「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」開幕が迫るなか、ここ数日はBリーグと日本バスケットボール選手会から、誹謗中傷およびプライバシー侵害に対する声明文が相次いで発表されたばかり。いま一度、試合会場とその関係者を取り巻く環境を整備しようと、各方面の意識が高まっている。
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