広島の23歳FW鮎川峻が大分での修行3季目へ、今季はケガで出遅れるも15試合3得点「来季は全ての試合に出続けて…」
大分トリニータは26日、サンフレッチェ広島から育成型期限付き移籍しているFW鮎川峻(23)の移籍期間延長を発表した。移籍期間は2026年1月31日までで、広島との公式戦には出場できない。 鮎川は愛知県出身で広島ユース育ち。2020年にトップチームへ昇格し、2年目の2021シーズンはJ1リーグで19試合1得点を記録した。 2022シーズンはケガに悩まされ、2023年7月には大分へ育成型期限付き移籍。2024シーズンも大分でプレーし、2月の左大腿二頭筋肉離れで出遅れながらJ2で15試合3得点、天皇杯で2試合1得点を記録した。 世代別日本代表も経験してきた鮎川。大分で3シーズン目を迎えるにあたり、両クラブを通じてコメントしている。 ◆大分トリニータ 「いつも応援してくださる皆様へ 来シーズンも、大分トリニータでプレーさせていただくことになりました。ケガで出遅れた今シーズンは、チームの力になれず申し訳ない気持ちでいっぱいです」 「そのような中でも、変わらず応援し続けてくれた方々のおかげで、ピッチに戻ってくることができました。数試合ではありますが、試合に出続ける楽しさや、喜びを今シーズンは感じることができました。来シーズンは全ての試合に出続けて、もっとその喜びを感じられるようにしたいです」 「試合で勝てない状況の中でも数多くの方々がドームに足を運んでくれて、自分たちに力を沢山くれました。いつも熱い応援をしてくれました。本当にありがとうございます。このチーム、でもっと成長したいと思いました。自分の成長が、チームの力に繋がると信じて頑張ります。一緒に闘いましょう。よろしくお願いします」 ◆サンフレッチェ広島 「いつも応援してくださる皆様へ 来シーズンも大分トリニータでプレーすることとなりました。まず、広島を離れてからもずっと自分のことを応援してくれたり、期待し続けてくれている方々に感謝しています」 「今年、広島の新しいスタジアムに2度試合を観に行きました。その2試合とも素晴らしいゲームで、やはりここで活躍したいという思いが強くなりました。でもまだ今の自分の力では難しいのではないかというのが正直な思いです」 「まずは1年間通して試合に出続け、納得のいく結果と内容を残せるよう頑張ります。いつになるかは分かりませんが、サンフレッチェ広島という素晴らしいクラブで活躍できる力と自信をつけて帰ってきます。もう少し見守っていただけると嬉しいです」
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