里崎氏がSNSで「腕引っ張られ事件」を発信した真意とは?
元千葉ロッテで野球評論家の里崎智也氏がツイッターでサインを断ったファンに腕を引っ張られた件を報告、23万人ものフォロワーを持つ人気評論家のツイートは瞬く間に拡散した。 里崎氏は2日、東京ドームで行われた巨人―阪神戦をラジオ番組で解説、試合終了後、関係者専用のエレベーターのある場所へ移動する際に中年の男性ファンにサインをせがまれた。だが、そこが人々が出口へと向かうコンコースだったため人が殺到するような混乱を避けるために断ったところ二の腕をつかまれ引っ張られたという。 里崎氏は、その様子を「結局変わらないのかな? 東京D解説後、お客さんがまだ数十人ぐらいいらしたので、全員には対応できないのでと、サインをお断りしたら、かなり強い口調でサインと言われながら右腕上腕を強く鷲掴みされ引っ張られた。肩肘に不安があるわけじゃないので痛って感じで終わったけど、あたり前じゃないからね」と怒りを込めてツイートした。 元捕手。今でもテレビ番組企画で柵越えができるほどのパワーを備える体格の里崎氏でさえ“痛い”と感じる力で引っ張られたのだ。 さらに里崎氏は、「今回の事SNSに上げる事なかったかもしれないけど、松坂の一件もあったし、今年はラグビーW杯、来年には東京オリンピックパラリンピックが日本で行われる。世界のスーパーアスリートに同じような事があることは許されないので敢えて言わせてもらいました。可能な時にはします。自分だけは!は心抑えて」とツイートを続けた。 里崎氏に「腕引っ張られ事件」の真相と、なぜツイートしたかの真意を聞いた。 里崎氏によると、「お酒の入ったお客さんだったのかもしれませんが、凄い力でつかまれて引っ張られました。あそこまでやられることは、最近ではありませんでした。もしかすれば現役時代にあったのかもしれませんが、松坂大輔の一件があったので“ああ、こういう感じで引っ張られるなら、古傷がありデリケートな肩の状態の選手なら、大きな怪我に発展するよな”と思いツイートしたんですよ」と言う。