市長「歴史的な一歩」2025年4月からJR朽網駅に特急が停車 北九州空港の最寄り駅 エアポートバスも増便
FBS福岡放送
北九州空港へのアクセスが便利になります。北九州空港の最寄り駅、JR朽網(くさみ)駅に、来年春から「特急」が停車することになりました。
■武内市長 「長年の悲願であった北九州空港への特急停車、これが実現したことは、北九州空港の未来にとって北九州エリアの経済の活性化にとっても歴史的な一歩、扉が開いた。」 26日午後、北九州市の武内市長とJR九州の古宮社長は、JR朽網駅への特急停車を2025年4月1日から開始すると発表しました。北九州空港へのアクセスを強化しようというものです。
■宮原真記者 「特急列車は現在、朽網駅を通過していますが、今後は停車するようになります。」 博多と大分を結ぶソニックなど特急ダイヤの一部改正で、午前7時台から午後6時台まで上りと下り、それぞれ5本の特急が朽網駅に停まります。 これに合わせ、朽網駅と北九州空港を結ぶエアポートバスも、27往復から40往復に増便されます。
北九州空港で聞きました。 ■北九州空港の利用者 「小倉から来る人はかなり便利になるんじゃないか。」 「約30分ですね。(バスの)出発まで。寒いです。便利になるのは良いことだと思う。」 北九州市とJR九州は2025年4月1日の開始に合わせて、特急とバスをセットにした割引チケットを販売するなどして空港の利用を促進したいとしています。