長崎の小浜中と活水中・高が金賞! 全日本マーチングコンテスト 息の合った演奏を披露
第37回全日本マーチングコンテスト(全日本吹奏楽連盟など主催)が16、17の両日、大阪市内であり、中学の部に出場した長崎県の雲仙市立小浜中が3年連続15回目の金賞を受賞。高校以上の部で長崎市の活水中・高が2年ぶり4回目の金賞に輝いた。 小浜中吹奏楽部は21年連続出場。参加校のうち最少の17人で「ショウほど素敵な商売はない」などミュージカル4曲のメドレーを演奏しながらエネルギッシュなパフォーマンスを披露した。トロンボーン担当で部長の井上結愛さん(15)=3年=は「小浜中らしい笑顔の絶えない明るく楽しい演奏演技ができ、客席の手拍子で会場が盛り上がっているのが分かった。先輩方の伝統をつなげられてホッとした」と話した。 7年連続出場の活水吹奏楽部は、中学生6人を含む53人が行進曲「海を越える握手」や、オペラ「蝶々夫人」にちなんだ「バタフライ・バラード」など4曲を披露。息の合った演奏と美しい隊列で観客を魅了した。トロンボーン担当でマーチングリーダーの峰和香奈さん(18)=3年=は「今までで一番の演奏演技、部員全員が笑顔で終わることができた。約半年間、この日のために頑張ってきたので本当にうれしい。支えてくださった全ての方に感謝を伝えたい」と話した。 同コンテストは、中学の部に全国11支部代表32校、高校以上の部に同36校が出場。中学12校、高校13校が金賞を受賞した。