高須克弥院長、必要なのは「組織の強化ではなく…医師たちの倫理教育」献体写真公開騒動めぐり
高須クリニックの高須克弥院長(79)が27日、X(旧ツイッター)を更新。献体写真公開をめぐってSNS不適切投稿の騒動を起こした女性外科医・黒田あいみ氏の処遇について言及した。 【写真】「僕を裏切らない限り窮地の部下を全力で守ります」 この日、黒田氏の勤務する東京美容外科は公式サイトを通じ「この度、2024年12月30日付で、沖縄院院長である黒田あいみ医師の解任を決定いたしましたことをご報告申し上げます」と発表。合わせて「今後は、皆様により一層安心してご利用いただける医療サービスを提供できますよう、組織体制の強化に努めてまいる所存でございます」と記していた。 高須院長は「僕は麻生院長をトカゲの尻尾切りなどしない部下を守る人だとそれなりの評価をしていました。価値観の違いがはっきりわかりさらに失望しています。僕は僕を裏切らない限り窮地の部下を全力で守ります」と投稿。続けて「東京美容外科に必要なのは組織の強化ではありません。グアム解剖観光ツアーに参加して恥ずかしいSNSを笑顔で拡散し容認した医師たちの倫理教育です」と連続投稿した。 黒田氏はグアムでの解剖研修の写真を公開し「いざ Fresh cadaver(新鮮なご遺体)解剖しに行きます!」「頭部がたくさんあるよ」などとSNSに投稿。献体された死体の一部にはモザイクがかかっていなかった。ネット上での騒動を受け、黒田氏は当該投稿を23日までに削除し、自身のブログに謝罪文を掲載した。 黒田氏の処遇をめぐっては、同院の統括院長を務める麻生泰氏がX(旧ツイッター)で「様々な方々から、大学の先生を含め、黒田医師を解雇するように助言がございました」と打ち明けた上で「動機は善で、彼女に他意はありません」とした。そして「炎上でトカゲの尻尾切りのように解雇する事はできないと判断しました」と記したことで、一部から批判の声が上がり、再度謝罪することとなった。