<冨永愛>バランスを保ちながら「今年もまた、実りある1年に」 2025年の抱負を語る 新春に大河、連ドラがスタート
「やりたかったことが、やっとかなった番組です。日本の伝統文化や工芸は守っていかなくてはいけないもの。それを広めて未来に紡いでいきたいと考えているので、全国を回りながら、伝統文化に携わる方々とお話しするのは面白いですし、みなさんに知っていただくいいきっかけになっているのではないかと思います」
年末には、「最もジーンズが似合う有名人」を選ぶベストジーニスト賞を協議会選出部門で受賞した。意外にも昨年が初受賞で「小さなころからテレビで見ていて、憧れの賞でしたから、うれしかったですね」とにっこり。授賞式で見せた、白いタンクトップにジーンズ、茶のベルトとブーツというシンプルな装いも話題を呼んだ。
◇モデル業も、俳優業も、プライベートも 「すべてはバランス」
「100歳までモデル」と公言し、トップモデルとして活躍する一方、俳優としても注目が高まるばかり。昨年末には「スペシャルドラマ グランメゾン東京」が放送され、今年は1月5日スタートのNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」(日曜午後8時ほか)、1月9日スタートのフジテレビ連続ドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(木曜午後10時)への出演が決まっている。
俳優業について聞くと、「これからもバランスが取れる範囲でやっていきたい」と語り、こう続けた。
「まだたくさんの撮影現場を経験していませんが、やはり時間の拘束も長く、労働環境が良いとは言えません。俳優さんもスタッフさんも、たとえベテランの方でも大変な仕事だと思います。以前よりは多少改善されていると聞いていますが、もっと改善は必要だと感じています。私はモデル業も俳優業もバランス良くやっていきたいと考えています」
「バランス」は冨永さんが日ごろ、気をつけていることの一つ。
「3年ぐらい前から考え始めました。仕事やプライベート、健康、食事や睡眠も、すべてはバランス。バランスがすごく大事。忙しくなりすぎると日常のことでも雑になってしまうので、今はやたらと新しいことを始めない方がいい時期かも、と思っています。昨年は常に冷静に物事を見ながらバランスを保つことを考えていましたし、今年も考えていきたいですね。