食器は水洗い、トーストは魚焼きグリルがいい。知ってトクする夏の節約術4選
食器洗いの仕方や、調理方法、生活の中にちょっとの工夫を取り入れるだけで水道光熱費は簡単に節約できます。電気とガスの簡単比較サイト「エネチェンジ」に所属するの武蔵英介さんと節約アドバイザーの和田由貴さんが、とっておきの節約方法を4つ伝授。コツコツ積み重ねて賢い節約を!
少量の食器なら、夏は水で手洗いがおトク
湯を使って、食器洗いすると、手洗いより食洗器の方が節水になり、1回約17.7円の節約に。ただし、夏は軽い汚れの食器を少量洗うだけなら、水洗いで十分。手洗い1回で水65Lと想定すると、水道代は約16.9円。食洗機1回を回すのに水道代と電気代で約26.1円かかるので、約9円節約できます。(取材に基づき編集部で試算)
湯はやかんで沸かして魔法ビンで保温を
電気ケトルは早く湯が沸くメリットがありますが、消費電力の高い家電です。1Lの湯を沸かすのに、やかんを使うとガス代は約1.7円。電気ケトルだと電気代が約3.4円で、約2倍のコストがかかります。また、何度も沸かすとその都度ガス代がかかるので、残った湯は魔法ビンに入れて保温しましょう。(エネチェンジ調べ)
パンのトーストは魚焼きグリルが安くて早い!
トースターでパンをトーストすると、電気代が約3.1円かかります。一方、コンロについている魚焼きグリルで焼くと、ガス代は約1.4円。魚焼きグリルの方が節約になり、早く焼けるので時短にも。一気に表面が焼けるので、外はパリッと、中はふんわりと仕上がります。ただし、焦がさないように気をつけて。(エネチェンジ調べ)
洗剤をたくさん使わない工夫で節水効果アップ!
食器を手洗いする際、もっとも水を多く使うのは洗剤を洗い流すとき。「つまり、洗剤を使いすぎなければ節水に。麦茶のグラスやご飯のお茶碗など、汚れの軽いものは油汚れのお皿と重ねないようにし、水洗いに。油汚れのお皿も、ウエスなどで汚れをふき取れば、洗剤は最小限ですみます」(和田さん)
ESSE編集部