育成上手!? J1クラブ、アカデミー出身選手の総市場価値ランキング2位。6億超え! 育成組織の歴史は日本最長
明治安田Jリーグの2024シーズンが2月23日に開幕した。J1リーグでアカデミー出身選手の総市場価値が最も高いのはどのクラブなのだろうか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出した最新版のJ1クラブ現役アカデミー出身選手の総市場価値をランキング形式で紹介する。※市場価値は2月27日時点。
●2位:柏レイソル 監督:井原正巳 2023リーグ戦成績:17位(6勝15分13敗) アカデミー出身選手の総市場価値:488万ユーロ(約6.83億円) 最高額選手:細谷真大(160万ユーロ/約2.24億円) 昨季J1で17位となりギリギリで残留した柏レイソルだが、育成には定評のあるチームだ。日本全国で初めて日本サッカー協会公認のサッカースクールを1969年に開催し、1986年に育成組織の基盤となる「日立サッカースクール柏」が開講した。 U-12~U-18までのアカデミーのほか、ホームタウンエリアの12クラブと提携し、首都圏へのアクセスも良いこともあり、多くの若い才能が集まりやすい。これまでサッカー日本代表DF中山雄太や元日本代表DF酒井宏樹(浦和レッズ)、工藤壮人氏など数多くの有望な選手を輩出してきた。 トップチームに在籍しているアカデミー出身の選手で市場価値トップは、日本代表FW細谷真大(160万ユーロ/約2.24億円)である。チーム全体の市場価値でもトップだ。柏のアカデミーに在籍していた細谷は中学生から下部組織でプレー。2020年にトップチームへ昇格し、日本代表戦士にまで成長を遂げた。 古賀太陽が100万ユーロ(約1.4億円)で下部組織出身者では2番目。その他、白井永地(50万ユーロ/約7000万円)などトップチームに計13人も在籍している。最も長い歴史を持つアカデミーから今後、どんな将来有望な選手が出てくるか楽しみだ。
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