“食べられる鉄”を使う「鉄カヌレ」?新潟のアンテナショップの18日間限定コース
コロカルニュース
2024年10月18日(金)から 18日間、グルメのまち・銀座で〈ダイナースクラブ 銀座レストランウィーク 2024 Autumn〉を開催。今年8月に移転オープンした、新潟県のアンテナショップ〈銀座・新潟情報館 THE NIIGATA〉の8階にある〈THE NIIGATA Bit GINZA〉では、新潟を堪能できるコースを提供開始しました。この機会だからこそ楽しめる特別なメニューをレポート。 【写真で見る】三条市下田豚の炭火グリル。使うのは藤次郎のナイフ。切れ味にもきっと驚きます。 ■食材だけでなく食器やカトラリーも新潟のプロダクトを使用 新潟県のアンテナショップ〈銀座・新潟情報館 THE NIIGATA〉の8階にある〈THE NIIGATA Bit GINZA〉は、「新潟とともに生きる」というコンセプトのもと、新鮮な新潟産の食材などを使用した料理を提供するレストランです。 銀座ならではの洗練された空間のなかで、ドリンク、カトラリー、器まで可能な限りプロダクトにこだわり、 新潟が誇る新鮮な食材を堪能しつつ、新潟でつくられたプロダクトに触れながら食事を楽しめます。 テーブルに準備されているカトラリーは、新潟・燕三条の〈サクライ〉のカトラリー。 ■〈ダイナースクラブ 銀座レストランウィーク 2024 Autumn〉の特別なコース 〈ダイナースクラブ 銀座レストランウィーク 2024 Autumn〉のプランには、ドリンクも含まれています。ドリンクは、雪室熟成コーヒー、村上冨士美園紅茶、津南りんごジュース、津南にんじんジュースなど新潟産のドリンクも選べます。 【フォカッチャ】 新潟産の小麦粉を使用したローズマリー風味の「フォカッチャ」は、豊かな小麦の香りとローズマリーの爽やかな風味が楽しめる一品。 【新潟夏野菜のパフェ】 新潟夏野菜のパフェは、取材時旬だった新潟県産のトマト、きゅうり、佐渡産とうもろこし、シャインマスカットなどを使用。 赤パプリカのピューレ、よもぎのクスクス、マスカルポーネチーズを添えた季節の野菜のパフェが味わえます。 【新潟フレッシュトマトを使ったガスパチョ】 新潟産トマトを使用したフレッシュトマトのガスパチョは、トマトのフレッシュな味わいの向こう側に、浮身のうみぶどうやムール貝から、ほんのりと潮の風味を感じます。 お皿は新潟の秋葉区にあるガラス工房〈秋葉硝子〉の作品。海のように美しい青色のお皿とガスパチョの味わいがマッチしたひと皿でした。 【魚沼市八色(やいろ)椎茸を使ったオイルパスタ】 肉厚で芳醇な味わいの八色椎茸から出るダシがソースとなってパスタやほうれん草に絡んでいます。 シンプルな具材なのに、味わい深くて満足度が高い一皿です。また、パスタをお米の料理に変更可。 その場合は新潟の最高級米、柏崎の「新之助」を使用。「新之助」は京都の老舗米屋〈八代目儀兵衛〉が選定する厳選ブランド米で、粒が大きく甘みがあるのが特徴のお米です。 【三条市下田豚の炭火グリル】 三条市の下田豚は、柔らかな肉質と甘みがある脂身が特徴で、独特な豚臭さもなく、凝縮されたうまみが堪能できます。 のせられたソースは魚沼地域の伝統野菜「魚沼神楽南蛮」と「しその実とアンチョビ」。添えつけは爽やかな風味の「根セロリのピューレ」とビーツや赤キャベツなど。 藤次郎のナイフは切れ味がよく、切るたびに「すごい!」と口にしてしまうほど。柄(え)の部分も角ばっている部分が指の関節にフィット。 全て計算し尽くされているようなデザインで、肘を横に張ってギコギコすることなく、スッ! と切れてスマートにお肉を口に運ぶことができます。 【田上産桃のデザート】 デザートは、新潟県のローカルフードのひとつ、〈ヤスダヨーグルト〉を使用したムースに、桃ジュレとクランベリーソースを合わせたもの。 【食べられる鉄を使った鉄カヌレ】 燕三条を代表する原材料のひとつ、“鉄”と同店がコラボレーションして誕生した“鉄パウダー入りチョコレート”をコーティングしたカヌレは、クセもなく、鉄分を手軽に摂取できるのがポイント。