演歌歌手 伍代夏子さんが呼びかけ 特殊詐欺被害水際防止強化 和歌山県警
テレビ和歌山
県内でも後を絶たない、特殊詐欺の被害を水際で防止しようと、今日、警察庁から特別防犯支援官に委嘱されている演歌歌手の伍代夏子さんが、県内の金融機関を訪れ協力を呼びかけました。
和歌山市の県JAビルでは、今日、県警と県内の金融機関が一体となって、特殊詐欺被害の水際阻止の強化に取り組むキックオフイベントとなる「水際阻止出陣式」が行われ、警察庁から特別防犯支援官に委嘱されている演歌歌手の伍代夏子さんが訪れました。 出陣式では、金融機関を代表して、紀陽銀行本店営業部の藪本秀樹副部長が「県警と連携し、水際対策をさらに強化したい」と宣言したのに対し、伍代さんは「皆さんのお声掛けで一人の人とその家族の人生を救うことになると」と声掛けの大切さを伝えました。 県警によりますと、今年1月から10月末までに県内で特殊詐欺などを水際阻止した件数は98件、そのうち金融機関では48件およそ7600万円の被害を防いだということです。 この後、伍代さんは和歌山市本町の紀陽銀行本店を訪れ、実際に水際阻止の最前線となる銀行窓口の行員らにどのような声掛けをしているのか聞くなどして、協力を呼び掛けました。
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