大坂なおみ「より戦略的なプレーを」 BJK杯出場で1年7か月ぶり日本でプレーへ<女子テニス>
国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ
女子テニスで世界ランク193位の大坂なおみは11日、12日と13日に開催される国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ(日本/東京、ハード)ファイナル予選「日本vsカザフスタン」を前に会見に登場し「戦略的なプレーが出来たらと思っています」と意気込みを明かした。 【大坂 なおみ vs プチンセワ 1ポイント速報】 有明コロシアムで行われる今回のファイナル予選。勝利したチームは今年11月のファイナルへの出場権を獲得できるが、負ければ同じタイミングで開催されるプレーオフに回ることとなる。 試合は12日にシングルス2試合、13日にシングルス2試合とダブルス1試合で決着がつけられる(※ルールにより第2日は、試合数ならびに試合形式が変更となる場合もある)。 杉山は今回、元世界ランク1位の大坂を招集。大坂が国別対抗戦のメンバーに招集されるのは2020年2月のビリー・ジーン・キング・カップの前身であるフェドカップスペイン戦以来 約4年2ヵ月ぶりとなった。 会見に登場した大坂は「とてもタフな試合になると思いますが、皆でこの環境でテニスができるのはとてもエキサイティングですし楽しみにしています」とコメント。 代表召集を受け入れたことについては「長い間参加していませんでしたが杉山監督から誘ってもらいました。杉山監督はとてもクールで優しいですし、とても良い印象を持っていましたのでそれを受けることにしました」と明かした。 また、今季開幕とともに復帰を果たしたこと、そして今のプレーは予想通りだったかと質問を受け次のように述べた。 「それはとても難しい質問だと思います。例えば最後の試合を振り返ると、その時の調子は良くなかったかもしれないです。でも、その1つ前の試合はキャリアの中でも一番良い試合だったのではないかと思います。(マイアミ・オープンでは)3回戦で負けてしまいましたが非常に良いプレーができていると感じています」 最後に日本でのプレーが2022年9月の東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)以来 約1年7か月ぶりとなることについて次のように語った。 「日本でプレーできることをとてもうれしく思っています。G・モンフィス(フランス)のようなエキサイティングというか、驚かせるようなプレーをするわけではないです。そして若いころよくやっていたクレイジーなショットは出さないと思います。より戦略的なプレーが出来たらと思っているので、そういったところを日本のファンの皆さんに観てもらえればと思います」 試合日程と組合せは以下の通り。 【12日(金)】 第1試合(14時開始予定) 日比野菜緒 vs A・ダニリナ(カザフスタン) 第2試合 第1試合終了後に開始予定 大坂なおみ vs Y・プチンセワ(カザフスタン) 【13日(土)】 第1試合(13時開始予定) 日比野菜緒 vs Y・プチンセワ 第2試合 第1試合終了後に開始予定 大坂なおみ vs A・ダニリナ 第3試合 第2試合終了後に開始予定 柴原瑛菜/ 青山修子 vs A・ダニリナ/ Z・クランバエワ(カザフスタン) 【日本代表メンバー】 日比野菜緒(単79位) 本玉真唯(単119位) 大坂なおみ(単193位) 柴原瑛菜(複21位) 青山修子(複20位) 監督:杉山愛 【カザフスタン代表メンバー】 Y・プチンセワ(単50位) Z・クランバエワ(単483位、複142位) A・サガンジコワ(カザフスタン)(単804位) A・ダニリナ(複54位) Z・ディアス(カザフスタン)(ランク無し) 監督:ユリ―・シュキン
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