知人から「介護脱毛をしたほうがいいよ」と言われましたが、本当に必要なのでしょうか? 費用はどのくらいですか?
少子高齢化が進む中、ゆくゆくは「生活で誰かにサポートしてもらわなければ」と考える方もいるでしょう。かつては自宅で親の介護をといった家庭が多かったですが、現代では少なくなっている傾向があります。 その理由としては、共働き家庭や核家族化が挙げられます。また頼れる人がいない場合、ついのすみかを介護施設や高齢者向けのアパートにしなければならないケースもあるでしょう。 しかし、介護をしてもらう中で懸念事項として挙げられるのが「デリケートゾーンまわりの悩み」です。排せつが困難になると、おむつを着用することになりケアを介護者にしてもらうことになります。そこで本記事では、気になる介護脱毛について費用や脱毛部位を紹介します。
介護脱毛はなぜ必要?
まず介護脱毛がなぜ必要かなのか紹介します。 ◆介護脱毛のメリット 介護脱毛のメリットは、以下の4つです。 ・デリケートゾーンの清潔を保てる ・介護者の負担を減らせる ・においを軽減できる ・病気や肌トラブルの予防ができる 歩行して頻繁にトイレに行けるなら問題ありませんが、おむつを着用する状態になった場合には蒸れやにおい、肌トラブルにつながります。またアンダーヘアを処理しておくと、介護者も拭き取りがしやすいメリットがあるでしょう。 ◆介護脱毛のデメリット 介護脱毛のデメリットは、以下の4つです。 ・脱毛に費用がかかる ・施術の痛みが気になる ・脱毛完了までに時間がかかる ・恥ずかしさを感じる 介護脱毛は人に見せない箇所のためクリニックやサロンで「施術を受けるのが恥ずかしい」と感じる方が多く見られます。また施術には痛みが伴うため、痛みに弱い方は抵抗を感じるでしょう。
脱毛方法とかかる相場
一般的な脱毛方法とかかる相場を紹介します。脱毛は複数回通う必要があるため、1回あたりの費用を目安に自分が通う回数の金額を算出しましょう。 ◆医療脱毛の場合 医療脱毛は皮膚科や美容クリニックなどで医師の診察を受けた後に施術を受けます。脱毛サロンで受けるよりも価格が高いですが、効果を実感しやすいメリットがあります。 医療脱毛は保険適用外のため高額な傾向がありますが、VIO脱毛の相場は1回あたり1万円程度です。また効果を実感できるまでの回数は、個人差があるものの、半年から1年程度かかると見込んでおきましょう。 医療脱毛は、クリニックによって施術ごとに支払うタイプと効果が実感できる目安である5回や7回などまとめて支払うタイプがあります。 ◆サロン脱毛の場合 サロン脱毛とは、商業施設や駅中などにある脱毛サロンで施術を受ける方法です。医療脱毛よりも価格を抑えられる特徴があります。プランによってはお試しで500円程度から始められるものもあるため、脱毛が初めての場合は一度試してみるのもよいでしょう。 ただし、脱毛サロンの場合は価格の安さから人気が高く、予約が取りにくいデメリットもあります。サロン脱毛においては各店舗で金額がさまざまですが、2000~2万円程度が相場です。 なお、脱毛は持病や体質によって施術を受けられない可能性もあります。そのため脱毛を検討場合には、クリニックやサロンに問い合わせてからカウンセリングに進みましょう。
介護脱毛を行って老後の悩みを軽減しよう
介護脱毛は近年注目が集まり、実際にタレントの方もメディアで「介護脱毛を行った」と発言しているケースも見られます。 しかし、介護脱毛は恥ずかしさや費用の高さから、ためらいを感じる方もいるでしょう。自身に介護脱毛は必要がどうか考えてから、皮膚科や美容クリニックなどで施術を行いましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部