岡田将生×高畑充希、結婚発表で振り返る2人のキャリア 初共演作で演じた夫婦のリアル
一方の高畑は、高い歌唱力と演技力で10代の頃から存在感を発揮。15歳から6年間、ミュージカル『ピーターパン』で8代目ピーターパン役を務めたことで知られている。 転機となったのは、2016年度前期の朝ドラ『とと姉ちゃん』で、亡き父に代わり家族を養おうと奮闘するヒロイン・常子を熱演。その明るさと芯の強さで視聴者の心を掴んだ。以降、『過保護のカホコ』(日本テレビ系)や『にじいろカルテ』(テレビ朝日系)など、多彩な作品で主演を務め、今年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』で演じた藤原定子役も大きな反響を呼んだ。 2人の結婚発表は、まさに互いが充実したキャリアを築き上げた後の決断という印象だ。すでに『1122 いいふうふ』で“結婚のその先”を演じた2人だけに、現実で起きるどんな困難にも手を取り合って対処できるような気がする。 ちなみに『1122 いいふうふ』の今泉監督は、事前に2人から報告を受けていたようで、そのときのことを振り返りながら、「『え!』と言ってしまって、めちゃくちゃ微笑んでしまい、なんだか泣きそうになりました。。正反対のようで似ているふたり。おふたりのペースでおしあわせに」と自身のXに投稿。 「おふたりの直筆の署名を見て。ふたりとも2文字目がちっこくて。もしかしたら高畑さんが岡田さんの署名の『田』の小ささに合わせて2文字目の『畑』、わざと小さく書いたのかと思ったりしました。たまたまだろうけどね」と、2人の人柄を知る今泉監督ならではの考察も見せた。 10代から第一線で活躍し、常に新しい挑戦を続けてきた2人。今後夫婦としての新たなステージを歩み始める2人が、それぞれの個性を活かしながら、どのような相乗効果を生み出していくのか。結婚後の2人の俳優活動にも注目していきたい。
花沢香里奈