【写真：Getty Images】

　現地時間6月14日にEURO2024（ユーロ2024）が開幕した。出場している多くの選手に所属クラブがある一方で、今季限りで契約満了となることで来季の所属クラブが不明な選手もいる。今回は、ユーロに出場している選手の中で、今夏にフリーとなる可能性がある選手をピックアップして紹介する（成績は6月23日時点）。

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DF：スコット・マッケンナ（スコットランド代表） 生年月日：1996年11月12日 2023/24所属クラブ：コペンハーゲン（デンマーク） 今大会成績：2試合0得点0アシスト 　今季後半戦にコペンハーゲンへとローン移籍していたスコット・マッケンナは、所属元のノッティンガム・フォレストがシーズン終了後に発表した退団リストに名前が載っていた。 　アバディーンでブレイクしたマッケンナは2020夏にノッティンガム・フォレストが複数クラブとの争奪戦の末に獲得に成功した。1年目からレギュラーとして活躍すると、2年目にはプレミアリーグ昇格に大きく貢献。昨季もリーグ戦で20試合に出場と主力選手の1人に数えられていた。 　ところが今季はスティーブ・クーパー監督が解任されると構想外となり、後半戦はコペンハーゲンへとローン移籍していた。主な移籍先としてリストアップされているのが、子どもの頃に父の影響で多くの試合を観戦していたセルティックやそのライバルであるレンジャーズだ。現時点では噂に挙がっていないが、恩師クーパー監督が就任したレスターもCBに不安を抱えていることから獲得に乗り出してもおかしくはない。 　来季の去就が決まっていない中で迎えた今大会だったが、開幕から2試合続けてベンチスタート。ドイツ代表戦では途中出場からオウンゴールを演出したが、アピールに成功したとは言い難い。身長189cmの大型ストッパーは来季どのクラブのユニフォームを身にまとっているのだろうか。