バスケ日本代表・富永啓生、チーム最多18得点 「すごく練習してきた」攻守で米国挑戦の成長を示す
◇22日 バスケットボール 男子日本代表強化試合 日本89―90オーストラリア(札幌市・北海きたえーる) 世界ランキング26位の日本は、同5位で若手主体のオーストラリアに逆転負け。米・ネブラスカ大を卒業したばかりの富永啓生(23)は、チーム最多の18得点を挙げた。 昨夏のW杯以来の代表戦。富永は前半だけで3連続で3点シュートを成功させた。魔法のようなシュートに会場は沸いた。「最初にはしてはよかった。シュートタッチは悪くない」。だが、後半は徹底マークされ、成功した3点シュートは0本に終わった。 それでも、攻守で貢献した。第3クオーター(Q)にはホーキンソンに絶妙アシスト、守備でも体を張って相手のファウルを誘った。「守備と3点シュート以外のところは、この1年すごく練習してきた」。第4Qでもドリブルを駆使して4点をマークしたが、惜敗した。 23日もオーストラリアと対戦する。成長を示したシューターは「勝つことができなくて悔しい。切り替えて勝ちます」と力強く宣言した。
中日スポーツ