熱戦を制したのは日本代表 “HEARTS”!!「DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2024」Report
2024年7月28日、神奈川県川崎市のカルッツかわさきにてダブルダッチの世界大会「DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2024」が開催された。 7月24日から同28日まで、会場であるカルッツかわさきでは、ダブルダッチをはじめとした“ジャンプロープ“(なわとび)のアジア大会「アジアジャンプロープ選手権大会」が開催。 元は別大会としての起源を持つこのCONTEST WORLDだが、今回はそのアジア選手権と連日で開催された。30秒でジャンプできた回数を競う「スピード」と、その“無差別階級戦”にあたる「FASTEST JUMPER 決定戦」、音楽にのせてショーを披露する「パフォーマンス」とパフォーマンスの上位4チームが競う「チームバトル」の4つのコンテンツで世界一を決定する。
スピード
スピードは今回、波乱の展開に! JUNIOR / SENIORと年齢別の階級に分かれての開催となったが、JUNIOR部門・中国代表「Chinese National Jump Rope Team」が今大会最高成績である138回を記録!30秒間で4.6回ジャンプ*する計算となることからも、その速さをうかがい知ることができるだろう。 *正確なルールとしては「右脚がついた回数」で計測。 またSENIOR部門の日本代表「マイケル」も、最高成績には一歩及ばなかったが、135回と好成績を記録し、優勝となった。そして、この両部門から成績順に上位4チームが出場できる「FASTEST JUMPER」という、いわば無差別級のコンペティションも実施。JUNIOR部門の日本代表「UNITENITE」が、127回で見事優勝に輝いた!
パフォーマンス
パフォーマンスもJUNIOR / SENIORの2部門で実施。 採点は大会独自の基準によって決定されるが、簡潔にまとめると、「審査 4項目の合計*+加点項目 – 減点項目」で審査される。*4項目はそれぞれ 5つの小項目の観点から判断 特にミスの多発しやすいダブルダッチにおいて、“ノーミス”が優遇され、逆にミス数によって減点される制度は、パフォーマンスの大会としては唯一無二。ミスのない演技を求めつつ、しかし“攻めた”パフォーマンスを作ってほしいという大会側の意図が反映されたルールだ。