「コラー!」で追い払う…住人は侵入者による被害をなぜ食い止められたのか 専門家が勧める“攻めの防犯”
3つ目の「目」は、人に見られていると思わせるための「防犯カメラ」で、京師さんは「証拠を残す意味ですごく重要になります。声を出せるようなカメラを選んでください」としています。
4つ目の「時間」は「鍵穴のない電子錠」です。
京師さんによると、侵入に5分以上かかれば7割、10分近くになると9割が諦めるということです。
ほかにもガラスの強度を上げることが有効です。
これは防犯専用のフィルムで、ガラスに貼れば体重をかけても、ハンマーで強く叩いてもなかなか貫通しません。
■それでも侵入されたら…命を守るための緊急時の対策
しかし京師さんは「防犯に100%はない」と話しています。警察庁によりますと、全国の強盗・殺人を含む重要犯罪の認知件数は、2022年と比べて2023年はおよそ12400件と3割増えています。愛知県は74件から90件に増加していて、約2割増です。 また、全国の強盗での検挙者は少年が増加していて、2022年は235人でしたが、2023年は329人と100人ほど増えています。若年化は「トクリュウ」に関連があるとみられています。
不審者に侵入された場合、京師さんはトイレやベッドルームなど「鍵のかかる場所へ逃げ込む」ことや「すぐに通報できるようにスマホを身に着けておく」ことが大切と話しています。 2024年10月11日放送