【天皇賞・秋馬体診断】ソールオリエンス
「天皇賞(秋)・G1」(27日、東京) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【馬体診断】秋の古馬中距離王決定戦・天皇賞・秋の有力馬をチェック 【ソールオリエンス B】 宝塚記念はパーツ、パーツをギュッと締めて、アバラが浮いて見せるような立ち姿。大阪杯と違って研ぎ済まされたような状態だったが、今回は少し余裕のあるつくりに。それでも皮膚は薄くしっとりとしており、厚みのある腹袋もボテッと見せていない。柔らかみのある肩の筋肉に、トモのボリューム感もあって、気配としてはかなりよく映る。完璧ではなくとも、リフレッシュされていい状態であるのは間違いない。(馬サブロー美浦・佐野裕樹) 〈1週前追い切り診断〉横山武を背に美浦Wで5F67秒0-36秒9-10秒9(仕掛け)。前を走る僚馬を並ぶ間もなく抜き去ってみせた。手応えには余裕があり、ビシッと追えばいくらでも動きそうな勢い。体の無駄もなく、態勢は整っている。