全国で火災相次ぐ、計7人が死亡 秋田・神奈川・福岡で
21日未明、全国で火災が相次ぎ、計7人の遺体が見つかった。 秋田県能代市では午前4時ごろ、無職佐藤洋一さん(66)方から出火し、木造の民家が全焼。約3時間後に消し止められたが、焼け跡から3人の遺体が発見された。 県警能代署によると、佐藤さんの高校生の娘(17)が手足にやけどを負い、市内の病院に搬送された。搬送時は意識があったという。この家では佐藤さんと妻、母親、娘の4人が暮らしていたといい、同署が遺体の身元の特定を進めている。 同じころ、神奈川県横須賀市でも木造2階建て住宅が全焼した。焼け跡から2人の遺体が見つかり、この家に住む男性(92)と妻(89)と連絡が取れていないという。 福岡市城南区でも住宅が全焼し、2人の遺体が見つかった。(森下裕介)
朝日新聞社