ファビオ・カンナバーロ氏、スペイン古豪クラブ就任の可能性が浮上! オファーに応じる条件とは?「少なくとも2年間の…」
昨シーズン限りでウディネーゼの指揮官を退任していたファビオ・カンナバーロが、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のデポルティーボ・ラ・コルーニャの監督に就任する可能性が浮上している。スペインメディア『Goldigital』が、現地時間4日に報じている。 カンナバーロは、引退後にキャリア終盤にプレーしたアル・アハリで指導者キャリアをスタートさせた。その後、広州恒大(現在は広州FC)で初の監督職を務め、アル・ナスル、天津権健、セリエBのベネヴェントで経験を積むと、今年の4月下旬にはウディネーゼの指揮官に就任。自動降格圏とわずか1ポイント差の17位に低迷していたクラブを引き継いだカンナバーロは、指揮した6試合を2勝3分け1敗という好成績を収め、見事にセリエA残留に導いた。それでも、昨シーズン限りまでの契約となっていたため、シーズン終了後には退任が発表されていた。 同メディアは「デポルティーボ・ラ・コルーニャがイマノル・イディアケス監督を解任してから1週間後、イタリア人のファビオ・カンナバーロの名前が挙がっている」と報じ、今季に2部に復帰したものの、17位に沈んでいる古豪デポルティーボの後任候補に挙がっていることを伝えている。 続けて「イタリア人監督がデポルティーボの監督として求める条件のひとつは、少なくとも2年間の長期プロジェクトであることだ。ウディネーゼの前監督は、今シーズン終了までの契約は望んでおらず、チームを3部降格の危機から救うだけでなく、1部昇格のチャンスを保証することを望んでいる」と伝えている。果たしてカンナバーロは、スペインで指揮を執ることになるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部