J1名古屋・内田、危機察知能力でチーム救った ルヴァン杯決勝に向け「ミッチが最後なのでチームも集中できている」
◇13日 ルヴァン杯準決勝第2戦 名古屋1―2横浜M（豊田スタジアム） 名古屋グランパスが優勝した2021年以来、2度目の決勝進出を決めた。横浜Mとの準決勝第2戦は1―2で敗れたものの、2戦合計4―3で逃げ切った。新潟との決勝は11月2日に東京・国立競技場で行われる。 名古屋で3バックの右を務めるMF内田が鋭い危機察知能力で決勝進出に貢献した。前半18分、横浜MのMF渡辺の決定的な枠内シュートをゴール前でブロック。9日の第1戦でもゴールライン手前でこぼれ球をクリアして危機から救っていた背番号34は「直感的に動いた。攻撃をやっていた時のイメージが守備に生かされている」とうなずいた。 FC東京時代は長谷川健太監督が率いて優勝した2020年大会に決勝に進んだ。それ以来、自身4大会ぶりの決勝の舞台に向け、「自分が試合に出て優勝したい思いもあるし、ミッチ（GKランゲラック）が最後のルヴァン杯なので、チーム全体がより集中できている」と頂点を見据えた。
中日スポーツ
