ピアニスト“かてぃん”こと角野隼斗の3年間に密着したドキュメンタリー公開
ピアニストの角野隼斗に3年間密着取材した「角野隼斗ドキュメンタリーフィルム 不確かな軌跡」が、ローソン・ユナイテッドシネマの配給で2025年2月28日に全国公開される。このたび本予告、ポスタービジュアル、場面写真、角野のコメントが一挙到着した。 【動画】異端のピアニスト・角野隼斗の3年間に密着したドキュメンタリー、予告映像はこちら 幼少期から母親の教室でピアノに触れて育った角野。数々のコンクールで輝かしい成績を収めながら、クラシック音楽以外にも興味を持った彼は、東京大学大学院の情報理工学系研究科に進学する。在学中にピティナ・ピアノコンペティションの“特級”でグランプリを受賞したほか、140万人以上のチャンネル登録者数を擁するCateen(かてぃん)名義のYouTube活動、2024年7月に開催された日本武道館公演での1万3000人動員など、従来とは異なる道を歩んできた異端のピアニストとして知られている。 映画では、今まで明かされなかった角野の素顔や現在の思考、彼の挑戦し続ける姿を収録。YouTubeで解禁された映像には、角野が「YouTuberとか、音大出てないとか、そういう目で見られていて……」「どうしたら唯一の価値を世の中に提供できるかというのを考えていた」と吐露する様子、満席の観客に囲まれてピアノを演奏する場面などが映し出された。 ビジュアルには、照明が当たるステージ上でピアノに向き合う角野の姿と、「漆黒と歓喜のはざまに彷徨う あるピアニストの物語」というコピーが並ぶ。角野は「過去を振り返ってみれば、環境に導かれながらその時々で自分の進むべき道を模索してきたように思います。その軌跡はいつも、不確かなものでした。それでも自分の中には確固たる想いと美学はあって、それを形にするために日々努力してきました」「こんな僕の物語が面白いのかどうかは分かりませんが、何かみなさんの生きるヒントに少しでもなれたら、それ以上に嬉しいことはありません」とつづった。 ■ 角野隼斗 コメント 自分の初のドキュメンタリー映画ということで、嬉しいやら恥ずかしいやらソワソワしています。ドキュメンタリーというのは確固たる目標に向かって突き進むようなタイプの人生の方がきっと映えるんだろうと思いますが、自分の人生はそんな一直線ではありませんでした。過去を振り返ってみれば、環境に導かれながらその時々で自分の進むべき道を模索してきたように思います。その軌跡はいつも、不確かなものでした。 それでも自分の中には確固たる想いと美学はあって、それを形にするために日々努力してきました。そしてこれからも。こんな僕の物語が面白いのかどうかは分かりませんが、何かみなさんの生きるヒントに少しでもなれたら、それ以上に嬉しいことはありません。 (c)角野隼斗ドキュメンタリーフィルム製作委員会