服のコーディネートを「考える手間が省ける」簡単なテクニック
キーワードは「全部〇〇」 コーディネートを考えなくても上手くまとめるコツの1つは、セットアップのように、上下の素材やシルエット、丈感を統一すること。難しいテクニックやアレンジも不要。そんな、簡単にバランスが整う法則を、コーディネートの実例でご紹介。 ≫【コーディネートの写真・服のプライスなど詳細▶全16コーディネートで解説】 コーディネートを考えなくても「違和感が出ない」 知っておきたい簡単な法則
全部「とろみ素材」 →ボリュームが出にくい「落ち感」でスマートに スリット入りプルオーバー/TODAYFUL(Life’s 代官山店) ワイドパンツ/ザ ハンサム(UTS PR) 女性らしさも演出するしなやかな生地。パンツには上品な光沢を帯びる肉厚なサテン生地を使用。脚線にまとわりつかず、ゆるいシルエットのまま、まっすぐ縦に落ちる質感。おかげで幅広ボトムで気になるもたつきや太ももまわりのハリ感をカバー。ゆるっとしたプルオーバーを合わせ、モノトーンを軽快に。 全部「ゆるく」 →甘めな色や配色でも気張って見えない 優雅になびくシルエットで、キレイな色も力みなくリラックスした印象に。たとえば白のサテンのワイドパンツと、ブラウスのように柔らかい、ルーズなピンクTシャツの組み合わせ。甘い配色も、糖度ひかえめな仕上がりに。 「全部長く」 →重ねることで「細くて長い」シルエットを強調 キーアイテムは「ロングジャケットのような」ジレ。シンプルにワンピと組み合わせてオール黒のワントーンに。黒を2つ重ねることで、のっぺり見えずに奥行きをメイク。ノースリーブのワンピも「上にもう1枚」辛口なジレを重ねることで、甘すぎず大人っぽい仕上がりに。
Composition&Text_GISELe