マンチェスター・UのOBスコールズが新指揮官アモリムに「本当に悪い時期にやってくる。モウリーニョらでも上手くいかなかった」
元マンチェスター・ユナイテッドのポール・スコールズ氏が、新指揮官に就任するルベン・アモリム監督について語った。 今シーズン開幕から低調な戦いを続けるマンチェスター・Uは、10月末にエリック・テン・ハーグ前監督を解任。アシスタントコーチのルート・ファン・ニステルローイ氏にチームを託しながら新指揮官探しに着手し、スポルティングCPからアモリム監督を引き抜くことに成功した。 10年以上にわたってプレミアリーグタイトルから遠ざかり、テン・ハーグ監督の下で不振に陥るマンチェスター・Uを立て直す大きな仕事が待っているアモリム監督について、現役時代にマンチェスター・U一筋で大活躍したスコールズ氏は、イギリス『TNT Sports』で「私にとっての大きな心配は、彼がこのチームをどうやってチャンピオンズリーグ出場権に挑戦できるチームにするかだ」と話し、新指揮官の課題を続けた。 「そして、次なるステップ、リーグタイトルに向けてどれだけの時間が必要となるのかわからない。3年半や4年はかかるだろう。彼はチームがリーグ14位、ヨーロッパリーグで20数位という状況でやってくるから、彼は非常に悪い時期にやってくる」 「ルイ・ファン・ハールやジョゼ・モウリーニョら上手くやることが期待されたより有名な監督ですら上手くいかなかった。それでもチャンピオンズリーグに行くなど、当時の状況はまだ良かった。このチームの順位を5つや6つ上げることは簡単なことだと思う。昨年は8位で終えた悪いシーズンだったから、それを上回るだけならそれほど多くの努力は必要ないだろう。だが、彼にはそれ以上の能力があると思う」