【ユーロ】38歳モドリッチ大会最年長ゴールも「サッカーは時に残酷」クロアチア勝利目前でドロー
<欧州選手権(ユーロ2024):クロアチア1-1イタリア>◇24日(日本時間25日)◇1次リーグB組◇第3戦◇ライプチヒ 前回王者イタリアがクロアチアと1-1で引き分け、勝ち点4のB組2位で決勝トーナメントに進んだ。試合終了直前にFWザッカーニ(ラツィオ)が同点ゴールを決めた。MFモドリッチ(レアル・マドリード)が38歳289日の大会最年長ゴールをマークしたクロアチアは勝ち点2の3位となり、A-Fの各組3位のうち成績上位4チームに入れば16強入りするが、厳しい状況となった。 クロアチアは試合終了間際の失点で同点に追い付かれた。ただ、主将のモドリッチが大会最年長ゴール記録を更新したこともあって試合の最優秀選手に選ばれた。「何と言っていいか分からない。サッカーは時に残酷だ。今回の試合でもそれが証明された」と語った。 後半9分にPKを失敗したものの、その1分後に訪れたチャンスを仕留めて先制した。38歳289日で、2008年大会のオーストリアFWヴァスティッチがマークした38歳257日を塗り替えた。後半35分までプレーし、最高に近いパフォーマンスを見せたものの、チームは後半アディショナルタイムに追い付かれ、そのゴールは勝利に結びつかなかった。