タモンズは面白いです!芸人ユニット・大宮セブンのリアルを描く「くすぶりの狂騒曲」予告
和田正人と駒木根隆介が実在するお笑い芸人タモンズを演じた「くすぶりの狂騒曲」の予告編がYouTubeで公開。主題歌として河口恭吾の「悪い恋人」が使用されるとわかった。 【動画】「くすぶりの狂騒曲」予告編はこちら 本作は囲碁将棋、すゑひろがりず、GAGら芸人が大宮を盛り上げるために活動するユニット・大宮セブンの真実に迫る青春群像劇だ。「島流し」と揶揄され劇場に客がまったく入らない日々を過ごしていた彼らだが、現在ではM-1グランプリで優勝したマヂカルラブリーを筆頭に、多くのメンバーが結果を残し活躍している。劇中では初期メンバーであり、飛躍のきっかけをつかめず葛藤するタモンズがラストイヤーのM-1に挑戦するさまがつづられる。和田がタモンズのツッコミ担当・大波康平、駒木根がボケ担当・安部浩章を演じ、彼らのファン・瑠々役で永瀬未留、初代劇場支配人・名越総一郎役で徳井義実(チュートリアル)が出演。辻凪子、土屋佑壱、岡田義徳もキャストに名を連ねた。 タモンズ本人がナレーションを担当した予告編には、大宮セブンの拠点である大宮ラクーンよしもと劇場が映し出され、「お客様が1人も入っていません」「ウケてるとこ見たことないで」といったセリフも収録。売れていく芸人たちを横目にタモンズが葛藤するシーンや、名越ら周囲の人々から叱咤激励を受け前を向く様子、瑠々が「タモンズは面白いです!」と叫ぶシーンも切り取られた。 河口は「笑いに魅了されたがゆえの様々な葛藤や挫折は音楽を選んだ自分自身が経験してきた事と共通するものが多く、自然と感情を映画にそわせながら曲を書くことが出来ました」とコメント。「『くすぶりの狂騒曲』のおかげで音楽を始めた頃の気持ちを久しぶりに思い出すことが出来ました。そして、この曲が生まれたことで新たな気持ちで音楽と再び向き合うことが出来たような気がします」と語った。 立川晋輔が監督、中村元樹が脚本を担当した「くすぶりの狂騒曲」は12月13日に東京・新宿バルト9、全国のイオンシネマほかで公開される。 ■ 河口恭吾 コメント 映画の中で描かれる笑いに魅了されたがゆえの様々な葛藤や挫折は音楽を選んだ自分自身が経験してきた事と共通するものが多く、自然と感情を映画にそわせながら曲を書くことが出来ました。「ほれちまったら 仕方ないさ~出会わなければと吐き捨てても その手をどうしても離せない」という歌詞は見通しの悪い現実の中でも自分の選択を愛情と皮肉とユーモアで肯定しているように聞こえますし、簡単には割り切ることの出来ない人生への答えのようにも聞こえます。「くすぶりの狂騒曲」のおかげで音楽を始めた頃の気持ちを久しぶりに思い出すことが出来ました。そして、この曲が生まれたことで新たな気持ちで音楽と再び向き合うことが出来たような気がします。 (c)2024「くすぶりの狂騒曲」製作委員会