もう見たくない…。レアル・マドリードで嫌われすぎた選手6人。まさか…。サポーターを激怒させた男たち
そのクラブに全てを捧げて、引退後もサポーターから熱烈な支持を受けるレジェンドと呼ばれる選手もいれば、移籍、給与、言動などが原因でサポーターから歓迎をされない「嫌われた選手」もいる。今回は、様々な理由からレアル・マドリードで嫌われた6人の選手を紹介する。 【画像】レアル・マドリード最新スタメン&フォーメーション
FW:エデン・アザール(現役引退) 生年月日:1991年1月7日 レアル・マドリード通算成績:76試合7得点12アシスト 「レアル・マドリードで新たな歴史の1ページを刻みたい」。 2019年夏の移籍市場でチェルシーから1億1500万ユーロ(約161億円)の移籍金でレアル・マドリードの一員となったエデン・アザールは、本拠地サンティアゴ・ベルナベウに集ったサポーターの前でこのような誓いを立てていた。しかし、ベルギー代表FWはプレミアリーグでみせていた輝きを一度も放つことはなかった。 アザールが苦戦した最大の理由はコンディション不良だ。チェルシー時代もいくつかの負傷離脱があったが、在籍7シーズン全てでリーグ戦30試合以上に出場している。ところが、シーズンの大半を戦力として計算できていた前所属時代とは打って変わって、レアル・マドリードでは最も試合に出場した2021/22シーズンであっても18試合のみ。それも途中出場がメインと、全く戦力となることができなかった。 加入初年度から負傷離脱を繰り返したことで、切れ味鋭いドリブルの輝きは失われ、オフシーズン明けには毎年のように体重超過が指摘をされていた。これだけの移籍金で獲得した選手が全く戦力として計算ができない時点で嫌われるのは仕方ないが、火に油を注いだのが、古巣チェルシーと対戦した2020/21シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝後の振る舞いである。チームが敗れたにも関わらずチェルシーの選手と笑顔で談笑している姿がカメラに映し出されたことで、猛烈な批判を浴びた。 76試合で7得点12アシストという加入前からは想像もできない低調なパフォーマンスに終わった上に、サポーターから嫌われて当然な行動をしてしまったアザール。2023年夏に契約解除という形でチームを去り、直後の10月に現役引退を決断した。